オンラインセミナー

2024年12月 4日 (水)

ピアノ指導セミナー

本日は、私の主催するプライベートセミナーで、増井先生によるピアノ指導法セミナーを実施いたしました。

これまでにライフワークのように取り組んできたピアノとエレクトーンのコンチェルトのためのピアノ指導法セミナー、本日はバロックで、インベンション1番とシンフォニア6番を取り上げての楽曲分析と演奏のための解説講座となりました。

ピアノ音楽を、例えば音大とかでピアノ専攻でいらした先生には、バッハのインベンション、シンフォニア、平均律は王道のようなレールでしょうが、参加者の先生方の多くは、一般家庭でまずは音楽を楽しませるところからレッスンしていらっしゃる先生方であり、エレクトーンがご専門の方で、ピアノもご指導される幅広い視野で音楽指導を取り組まれていらっしゃる皆様ですので、このバッハのピアノ、正確にはチェンバロの音楽に対して、積極的なご興味をお持ちになりつつも、ご自身の音楽としてとらえるところからが正直なところではないかと思います。

そんな熱心な皆様に、確たるピアノ音楽に向き合うように、熱くご自身の指導法をご伝授下さり、最近増井先生ご自身が、音楽活動の拠点を広げられたこともあって、その新たなスタジオで録画された動画をもとに、2つの作品を弾きながらご指導くださいました。

とても分かりやすかったと思います。

このセミナーで、バッハにぐっとご興味をお持ちいただけたのではと思いつつ、コンチェルトのためのピアノ指導講座としてこのシリーズをお願いしながら、この2つの作品のコンチェルト版のご提供をさせていただいておけばよかったのだなと思いましたが、てっきりワタクシ、先月私のセミナーでご提供したインベンション8番と14番を実施されるのかなと事前にご提供したわけですが、たぶん、バッハの分析はピアノ音楽からのレールではないスタイルに、もしかしたら、びっくりされたのかもしれなかったなと、やはりピアノご専門の方と絡むときには、再生音楽としての見方で、制作したコンチェルト作品の方向をベースに連動していかねば、受講者の方々の学びの期待やら、活用への方向路線に迷いを生じさせたらとも思ったり、また、私自身としては、私が行う一連のセミナー実施のコンセプトを見つめなおす機会にもなった午後を過ごしました。

バッハは、鍵盤楽器としての歴史を踏まえても、その作品から学び得るべき大きな価値があります。

受講者の方々のそれぞれの音楽経験や、今の活動において、本日の学びをご自身らしく取り組まれることを願っています。

バロック作品、本日のインベンションの前に私は、よくプレインベンションを使って、手の届くバッハや、バロックを生徒に与えていました。よりバロックを手の届くところから楽しませるには、PTNAの東音企画から出ているバッハ白楽譜のシリーズもーがあり、石井なおみ先生のエネルギッシュな解説講座がオンラインであって、参考になります。

ご自宅でお教室を展開される先生方の学び・・・

今も支持する先生のレッスンに通っていらしたり、ご興味あるセミナーや、コンサートに出かけたり、お仲間の先生と引き合い会をされたり、jetやPTNAのステーションの勉強会なども、よい刺激と情報源となっていることかと思います。

今の私は、もうjetのアドバイザーという職責から解き放たれて、自分の音楽活動の一つであるこのセミナーですので、私自身も参加者の方々とともに共有する時間で学びとなりますし、自らの志す音楽の世界、その方向の先には何があるのかと思えば、やはり、私にはエレクトーンなのです。

好きな楽器で、好きな音楽の世界を作品を通して伝えたい、広げたい、そして、自分にも、そのかかわる方々や楽しんでいただける方々に役立つことは何かと、仕事ではない分、ある意味自由が故の厳しさをすべてにおいて考えてしまいますと、さらに、深く、音楽に対して、悩んでしまうのでした。

そんな中に、孫のひなこちゃんから、何気に積み木をしながらお歌を歌い、即興で差し込みのフレーズ入れて楽しいアレンジの「僕らはみんな生きている」の動画が送られてきました。

ははっ、誰の孫や????とそのたくましく楽しく歌う姿に、生きる元気を貰い、さあ、また明日は、1ページでも、1小節でも書いてみなくちゃ。

音楽が、人の心を癒し、つらい時ほど支えとなってくれる、どんな人にも通じるこのツール、その秘密?そのノウハウを知り得ながら新たなものを創出する楽しみをエレクトーンで作っていこう!

今日の増井先生、ご参加の皆様、お疲れさまー

有難うございました。

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2024年11月27日 (水)

高齢者の音楽

2024.11.27回復日誌

本日は、今年度2回目、延期となりました音楽療育研究セミナー「音楽で心の窓を開くⅢ」高齢者の音楽についてを、今回も尾崎久美先生にお願いして実施致しました。

前半は高齢者についての法律的な区分けや現実的な労働人口の状況を見つめ、その上で、日常で体験する音楽の力を見つめるお話をいただきました。

後半は、実際に、その活動、歌唱と器楽でポイントをお伝えくださり、尾崎先生自らの指導具体例を伴いながら、たくさんの参考になるお話をお聞かせ下さいました。


これまでお子様の指導、音楽療育としてのセミナーでご指導していただいてまいりましたが、今回の高齢者への音楽については、より深い音楽指導者としての自覚を呼び覚ますものであったように感じました。


参加意識もそれぞれ異なる中、ご自身の高齢者への音楽活動を反省を含めよい学びの機会として捉えて真剣な2時間となりました。


ご参加の皆様お疲れ様、そして尾崎先生有難うございました。

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2024年11月20日 (水)

セミナーバロック2回目

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エレクトーンによる作編曲オンラインセミナー〜バロックⅡヘンデル編を実施しました。


ドイツ、イタリア、イギリスと活動拠点が変化する度に貴族に従属から、市民の目線で作品を作り自ら発信したヘンデル。


取り上げたのは、「シバの女王の到着」「ラルゴ〜オンブラ・マイ・フ」をソロアレンジに。ピアノとエレクトーンのアンサンブルとして「ラルゴ〜平和への道」「クリーゲルのメヌエット」

いずれもエレクトーンで楽しむバロックを目指しています。


オケ等のスコアからエレクトーンアレンジへの制作手法や、音色の変化による飽きさせない工夫の手法、対位的なフレーズを新たにハーモニーの中から左手に盛り込む手法などをご紹介。単にそのままスコアから広げるのではなく、エレクトーンだからこその可能性は、アレンジにあることを実感していただきました。皆でエレクトーンという楽器と音楽について、指導する立場からさらに認識を深めたセミナーとなりました。ご参加の皆様有難うございました。


次回は、12/18(水)10時〜12時 バロックⅢ

ハッハ「羊は安らかに草を食み」「バディネリ」

お申込、お問い合わせは、gurico8765@gmail.comへ。

2024年10月16日 (水)

バロックアレンジ作編曲セミナー

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本日はプライベートセミナー作編曲で、バロック、バッハインベンション8番、14番を、それぞれエレクトーンソロと、ピアノとエレクトーンアンサンブルコンチェルトスタイルの各、アレンジを紹介しながら、前半はバロックについて、その音楽歴史について、ポリフォニーとフォモフォニーについて、対位法について、バロック作品(ポリフォニー作品)の編曲手法についてをお話し、後半は実際に音出ししながらの作品解説でした。

中身が濃いので、このところ芳しく無かった体調が、もしかしたらセミナー実施中止になっても、事前に受講料をいただいておりますから、読むだけでご自身でも学びになればと、いつもよりみっちりしたレジュメを作成しておきました。

印刷していただくにも、枚数が嵩むと大変だと、楽譜以外での文書はせいぜい4.5枚におさめなきゃと作成するため、文字サイズをいつもより小さめにしてみたり、、、、見にくくなっちゃった(^_^;) でも、皆様、前半もかなり熱心に、お聞きになられ、私も嬉しかったです。

毎回ご感想やご質問兼ねたラインでのやりとりには、貴重なご意見が溢れ、大変励みになります。制作の苦労も吹き飛びます。

終わって、お昼に手作りカレー、セミナーの疲れはありましたが、充実した気分でのお料理は、美味しくできました❤️😁

お昼寝は、さすがに体は疲れて3時間、夕方までぐっすり休養し、またまたお買い物にお散歩と夕方のルーティン、気のせいか、かなり元気になってきた気がしています。

来月は、バロック2回目、ヘンデル、さてさて、ますますマニアックな世界にハマっていくかのようだけど、いいもの作ってご提供してみようかと思います。

本日もご参加いただいた皆様、ありがとうございました♥

2024年10月14日 (月)

作品楽譜と参考音源データ販売について

皆様、いつも私の音楽を応援していただきましてありがとうございます。

コンチェルトをはじめとした作品楽譜は、ネット販売のPiascoreより販売をさせていただいております。製本楽譜については、現在のところ、新作発表やステージに合わせた記念楽譜等の発売に絡めてのみ行っており、取り扱っておりませんので、どうぞご自身でPiascoreからご購入されましたら、ネットで保存していただき、プリントしてお使いいただきたいと思います。

ピアスコアはこちら
https://store.piascore.com/search?i=&n=%E6%9D%BE%E4%B8%B8%E5%BC%98%E5%AD%90

ご自身でPiascoreからのご購入がうまくいかない場合、または、ほしい作品が見つからない場合は、どうぞ直接私へ、お問い合わせをいただければと思います。LINEまたは、gurico8765@gmail.comにご連絡ください。

エレクトーンデータに関しては、お問い合わせいただければ、演奏入りデータを一曲300円~500円程度でお出ししております。本格的なピアコンに関しては1000円をいただいております。直接ご連絡ご注文くだされば、メール添付でお送りいたします。直接USBに入れてお送りをご希望も承っております。その場合、送料、USB実費(1000円程度)等含めご請求させていただきます。

どちらも、ご注文いただきましたら、代金は銀行振り込みでのお支払いをお願いしております。

よく、発表会に使われる場合、ちょっとしたステージで私の作品を、再アレンジされるなどご相談をいただくことがございますが、どうぞ皆様の活動に合わせて、自由にお使いいただいて構いません。また、事前のご相談なども承りますから、気軽にお声がけください。

作品をお使いになられる場合に、できればプログラム等にご紹介下さると大変ありがたく、動画をお送りいただけましたら、とても嬉しく思います。場合によっては、事前にご了解のもと、YOUTUBE、その他に作品紹介としてご紹介させていただきます。

私は、音楽制作したものをプライベートセミナーで参加者の皆様にお伝えし、その作品をPiascoreや、YOUTUBEにアップしております。

現在は、制作一本で音楽活動を進めております。

病となりまして、以前のように、リアル発表の機会をお届けする機会がなくなり、セミナーや、YOUTUBEでのアップがお耳に届く機会となっています。

次第に回復に向かっておりますので、また皆様にお目にかかることを夢見て、お教室の活動や、皆様の音楽活動に役立つ作品作りを今後も継続してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

■直近半年間に制作アップした作品は、ブルグミュラーコンチェルトとして12曲、バッハインベンション2曲、その他ピアノオリジナル、エレクトーンソロ等、以下の通りです。(各曲YOUTUBEをお聞きくださいませ) (著作権の関係で楽譜発売が実現できていないものもあります)

♩ブルグミュラー コンチェルトアレンジ作品
せきれい・別れ・なぐさめ・シュタイヤー舞曲・ちょっとした悲しみ・おしゃべりさん・気がかり・アヴェマリア・天使の合唱・バルカロール・再会・つばめ

♪ バッハインベンション8番 14番 (コンチェルトアレンジ&ソロ作品)

♪ ピアノ オリジナル 「青空に彷徨う」 アレンジ作品「ノスタルジア」バッハピアコンより

♪ その他 
・エレクトーンソロ オリジナル「夏に寄せて」 
・エレクトーンアレンジ「シャルウィダンス」「カントリーロード」「くるみ割り~人形行進曲」「くるみ寄り人形~花のワルツ」「異国から」「ひまわり」「Time to say Good-Bye」 「ベサメムーチョ」「シェルブールの雨傘」

~~~~~~~~~~

好きなことで何とか時間を過ごして頑張っておりますが、こうして振り返りますと、少しずつであっても、回復を目指した活動も、積み重ねてきた実感を持て、皆様の励ましのおかげと心より感謝申し上げます。

年内、体もまずは、もっと歩けるようになりたいと思っています。またどうぞよろしくお願い申し上げます。

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昨年紀尾井コンサートで。


2024年10月 8日 (火)

喜び!!!!

本日、主人の診察の日、先日の手術の結果と今後の治療について、なんと、奇跡のような!!!!診断をいただいて、嬉しくて、ありがたくて、一気に涙。世の中ってこんなこともあるのですね。

主人は、膀胱癌が見つかって比較的早い段階で手術でしたが、その結果次第で今後全摘出か?、温存療法か?と、今日は覚悟を決めて、今後の治療を決めることになっていました。

もちろん、完治という話ではないのですけれど、私たちは、どうも膀胱癌は、転移や治療がなかなか難しい病気であることを今回のことで初めて知って、あまり良い方向の状況でないことを覚悟していましたので、本日の先生からのお話は、本当に生き返った、いや正確には、私を含めての生き延びた気分になりました。

私が乳癌となり、主人が膀胱癌となり、二人してこれからどうしたらよいのか、私のこれからのことを主人は一番心配しておりましたし、私も自分が先か、主人が先か・・・なんて、悪いことばかり考えていました。

病気に対しての知識も、素人で、全摘出となるとどのような生活になるのか、また、温存療法だとどんな治療になるのか、SCHEDULEだって大変なわけで、私自身の体が健康ならば、主人の介護もできるけれど、私自身の介護をお願いしなくてはならないような体なわけで、今はまだよいけれど、いずれ誰しも老いて弱っていくとは言え、ちょっと私が65歳、主人が73歳にして、夫婦でこんなことになって、子供たちにも心配やら迷惑をかけることになると、いろいろなことを考えていました。

だからだから!  もちろん、完治したわけではないので、再発せぬように、今後も治療は続きますが、再度の手術で全摘出とか、温存療法対応の治療が始まるとか、イメージしていたことが払拭され、今までの生活がさほど変わらぬ状況であるかと、とても嬉しくて、生きていれば、こんなこともあるのだ!大喜びしています。

いろいろと、お気にかけて下さり、励ましてくださいました皆様、有難うございました♥ 一応主人もこれまでのように、私の回復と共に進んでいきますから、どうかご心配されませんように。

今日は、そんなことがあり、急に生き抜く力もわいてきて、午後からまたまたYOUTUBEにインベンション8のソロバージョンをアップいたしました。画像をクリックして、お聞きくださいませ。

エレクトーンで楽しむバッハインベンション。明るい8番のイメージは、春!
副題に「春のおとずれ」とつけて、音色も軽やかに。
エレクトーンでバロックを弾くことも、また新鮮な体験かもー
もちろん、リズムのないノーマル演奏で、こちらはなんと、ワタクシ自身が弾いております。

そうなんです。少しずつのリハビリ、自分のためにも、1分ぐらいの曲の短さなのですから、自分の作品を何とか今回は自分で弾くことができました。どうぞお聞きくださいね。画像に楽譜を入れこんでみましたよー笑 スクリーンショットで撮影したりして(;^_^A

楽譜はピアスコアから 音源データは演奏入りでいつものように300円でお出しするつもりです。

なお、こちらのソロを含め、インベンション8と14の2曲のコンチェルトアレンジ、ソロ共に楽譜データを資料に含み、受講料3300円で来週作編曲のセミナーを実施いたします。ご興味あります方は、どうぞご参加お待ちしております。

お申し込みは、ワタクシへgurico8765@gmail.com
または、LINE、直接お電話 08035172770 松丸弘子までお願いいたします。

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2024年10月 2日 (水)

エレクトーン機能活用講座エフェクト編

今日は、片平先生によるエレクトーン機能講座エフェクト編を、オンラインにて実施、リバーブにディレイ、その他まだまだ使いたいあれやこれ!私もしっかり受講してよい学びの時間を過ごしました。


エレクトーンという楽器の音楽を作るための多彩な機能は、他の楽器にはないものですよね。演奏表現をより豊かにしてくれる優れものがたくさん!


データに合わせて弾くだけで、知らなくても済んでいくかもだけど、エレクトーンの専門指導者として分かっていなくてはならない便利機能を知っていたら、更にサウンドが広がりグレードアップ絶大なのです。


自分一人の世界から、こうした学びを得て楽しく覚えられて、すぐれない体調もいつの間にやら吹っ飛びました。


実は、今制作中のバッハには、前回こちらの講座で学んだノートリミットを使ったレジストを伴奏アレンジに盛り込んでいます。好奇心から実践へ、そういう音楽の楽しみ方ができるのも、エレクトーンの魅力!


次のオンラインは10/1610時〜バッハインベンション14番、8番のピアノとエレクトーンのアンサンブル作品をご紹介しながら、ポリフォニーのPEアンサンブル手法等などをお伝えします。ピアノの生徒さんにひと味違う楽しさでアプローチ、皆様のご参加お待ちしています。


追伸

明日は、退任した小倉jetからお招きくださり、定例会研修をオンラインで実施させていただくことになっております。

こちら、以前から取り組んでいた、エレクトーンで学ぶ音楽史で、近現代あたりからお話が途切れてしまいましたので、明日は、ハチャトリアンの仮面舞踏会、剣の舞の作品を紹介しながら近現代の入口あたりについてお話したあと、音楽表現のために心得ておきたいこととして、音楽修辞句(フィグラ)のことをお話してみたいと思っています。

今日は、明日のために、何人かの皆様からラインを頂戴して嬉しかった♥明日、お目にかかること、大変嬉しく頑張りますね。

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2024年9月18日 (水)

作編曲セミナーブルグ最終

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今日は、作編曲オンラインセミナーの日で、ブルグミュラーとしては最終回、バルカロール、再会、つばめ の3曲のコンチェルトアレンジの編曲手法と演奏や指導について解説致しました。


ピアノ教材曲としてのブルグミュラー25の練習曲集を、全てコンチェルトスタイルのアレンジ作品として完了してみえてきたものは、ピアノテクニックを学ぶトレーニング練習曲から、身近に楽しむクラシック音楽小品、それは大人のエレクトーンアンサンブルで、ぐっとブルグの表題を意識したイメージに沿う自然で心に穏やかに響く音楽でした。


今日から新たにご参加くださったお二人を加え、私の音楽を受け入れてくださる有り難い皆様が画面の向こうに揃い、熱心に耳を傾けてくださいました。それぞれの生徒さんや教室活動は違えども同じ音楽性の方向でいて下さるわけで、私にとってはこのセミナーが作品創出の起爆の土台になっています。


福岡、小倉、神戸、東京とエレクトーン普及をコンチェルトに絡めjetの中で頑張ってきたわけですが、そのところ処により地域的な特徴もあり、横一列の展開は難しい中にも、エレクトーン音楽に対する感性は同じ皆様が集っていらして下さいます。


そこには心に届く教育的な感性のベースを感じていて、jet業務から退いた今もここで生きていける仲間がいて下さるという喜びは、私にとって回復への何よりの励みにもなることで大変感謝しています。


これからもこの活動をできる範囲でその炎、輝きを絶やさぬようにと考えていますから、どうぞ、地域ベースの研究会に加え、自由にセミナーのご参加お待ちしております。


そして、jetを超えて意識同調できる方と更に活動の広がりを発展的に考えていけたらと思います。


次回は10/16バッハインベンション8番、14番を題材にエレクトーン伴奏をご紹介、どうか今後ともよろしくお願いします♥ご参加ありがとうございました。

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2024年9月 5日 (木)

仲間として集う学びの場

次のオンラインセミナーのための資料を実施グループラインにアップをしました。

ブルグミュラーが、音楽的なピアノの練習曲であること、ソロとしてのテクニック習得に、皆が使っている曲集を、アンサンブルになった途端に、何か、名曲アルバムレパートリーとして、心を捉える曲に感じます。ちょっとした高い価値ある小品の姿に見えるから、嬉しくなります。

そんなブルグミュラーセミナーの最後の3曲、バルカロール、再会、ツバメ をお伝えするオンラインセミナーを、9/18水曜日10時〜12時に開催致します。

いつもの参加の皆様に加えて、様々なつながりで新たな参加お申し込みをいただきました。

私のオンラインセミナー作編曲クラスは、今年度体のこともあり、どれだけのことができるのかと、当初は不安な中に5月からスタートし、8月はお休みをいただいて、今度が4回目になります。ずっと音楽を仕事にしてきた中でも、病となったことで、ようやく自分のための学びや癒しを実感しております。

私の音楽にご興味あり一緒に学んでみたい、直接の伝達の場であり、資料をお渡ししての解説は、受講されたい方が、ご一緒してくださるそれだけで、著作者本人の私にしてみれば、有難い皆様であるのです。ご参加いただく皆様に心から感謝です。

このセミナーの取り組みは、そんな皆様との時間で回復への励みとなり、ここでしか与えられないこと、お伝えできない場なのかもしれません。

私が思う音楽の世界をブルグミュラー作品を通して伝える、そして、受講された皆様が、ご自身の活動に生かしてくださる、そのつながりで、もしかしたら、放つ責任を心した私を支えて広げてくださっているわけなのですもの。このお仲間感?は、貴重なのです。

皆様ありがとう♥

だから、このお仲間は個々に性格は違えども、音楽を通した価値観はかなり近い方々なのではと勝手に思っております。

40代前半から50代、ワタクシよりもお姉様もいらっしゃるけど女性の皆様、だから「女の道」を語るについついそれぞれは孤独な世界でも、ここに集えば同じ仕事の空気て安心感があればと、オンラインですが、交流できる術を考えたくなるのです。

何かいいアイデア、ないかなぁ?

明日は13回目、抗がん剤投与にいってきまーす(*^^*)おやすみなさい。

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2024年9月 4日 (水)

コンチェルトのためのピアノ指導講座

今日は、かねてから予定していたセミナー、コンチェルトのためのピアノ指導講座を、増井以卓(ますいゆきたか)先生にお願いして、今年度私のプライベートセミナーでは2回目の実施でした。

取り上げた曲は、ベートーヴェンソナタ20番、Op49-2 1楽章と、ブルグミュラーから「清い流れ」

どちらも私のコンチェルト作品ではよく弾かれる作品で、特にベートーヴェンは、ベートーヴェンらしさあるオーケストラを意識したアレンジで、どこのステージでも大変好評を得ています。

標題音楽ではない、絶対音楽ピアノ曲が、エレクトーン伴奏ついたら華やかさと迫力でビックリだったとか、カッコいい!と、ソロとして演奏するよりも豪華なサウンドにエレクトーンコンチェルトの効果を発揮する作品。

本来のピアノ曲としての分析から伝える表現の学びを、皆で共有し、その上で指導においてのポイントを細く現場に即して、増井先生ならではの豊かなイマジネーションとアイデアで、参加者の皆様、目から鱗のように学びを楽しんで獲得されていかれたようでした。

ブルグミュラーにおいては、ピアノの奏法を獲得するための練習法を細くご伝授くださり、それぞれ新鮮に受け入れて即、今日からレッスンに使われているのではと思います。

セミナーでは、オンラインですから、とかく受け身がちな中にしっかり後にも残るようにと、増井先生が事前準備してくださったビデオを視聴しながらの享受、よく組み立てられた映像とお話が、とにかくわかりやすく有難いものでした。

ベートーヴェンに関しては、私のコンチェルトスコアにも触れて、ピアニストからみた時のエレクトーン伴奏について、あれこれ考察されたお話が、私には自作の音楽について詳しく語られる機会になり、とても興味深く自分でも気付かないアレンジのポイントを紐解いてくださるなど、面白く聞かせていただきありがとうございました。

皆様とお目にかかり、同じ学びの時間を過ごすことも何よりの励みです。

ご参加くださった先生、そして、増井先生、ありがとうございました。

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