学びの持ち方
外出もあまりできない身の上、マイペースで過ごす自分のための時間を、楽しみながら学びにもつないでいます。
今の時代、便利にも我が家からコンサート鑑賞、自宅からオンデマンドでセミナー閲覧。
そりゃ、リアルに越したことないけれど、できる範囲でできることで前向き!は、何も病でなくとも、工夫した時間の使い方で豊かに過ごせるというもの。
先日、レッスン見学のようなビデオ視聴をとあるセミナーで視聴し、かなり人気講師の著名な方でしたので、そのエネルギー溢れるレッスンぶりに、すっかり圧倒された気分になりましたが、伝え方の部分で私には無理だなぁ〜なんて、感じました。
受ける生徒さん自身の受け取り方にもよるのでしょうが、上手く弾けるように育てるために、生徒が納得してそう弾きたいと思わなければ、モノマネで終わってしまいます。
楽曲形式や分析、アナリーゼのコツ、ポイントなど、音楽を楽譜から読み解く力は指導者に必須であり、そのうえで生徒により豊かな音楽へと導く指導手法は押し付けて、右といえば右がさっとできたら、先生もいらないわけで、たとえばこう弾いたら、さっきよりぐっとココが、かっこいいね〜とか、きれいねとか、言葉のボキャブラリーも生徒が理解できる感覚を持っていなくてはいけないと思われ、生徒の成長に寄り添って教える個人指導の実りの結果を、どこにポイントをおくのかとも思いました。
コンクールによい成績を出すのは素晴らしいこと!だけど、そこを目指してばかりではなく、それよりも大事なことをわすれずに♥とかちょっと考えてしまいました。
かつて、自分の生徒がコンクールに参加し入賞し、実績をだしてその成果に喜んでいたあの頃の生徒たちは、今どうしているのでしょう?ワタクシの厳しい愛のムチ😵💫ではないけど、きっと嫌なオバチャンだったような気がする。反省〜泣かしたことあったかも。ごめんなさい。
確かに、親御さんにとって、愛のムチがありがたいと思っていらした方もおられ、私も辛かったなぁ。なんか勘違いしていたかも。
今も連絡とりあって交流ある生徒さんたちは、みんなのんびりレパートリーが1つ増えるごとに喜んでくれ、私に笑顔のプレゼントくれる子、いや大人😄でもあり、私も幸せだったなぁ。
もともとのワタクシの性格を受け入れて下さる、いや、お互いにですよね。🤔🥰✌️
病になって、焦らず、慌てず、諦めず、の精神は、実は、神戸のjetの先生からさり気なく教わったことなのですが、彼女もきっと自らの経験を大事にしていく気持ちがあるからこそ!
そんな彼女の優しさ、穏やかさを感じて、私も、今は、もう生徒さんを実際にリアルレッスンしていないけど、教えることの意味を考えることができるようになりました。彼女との出会いだって、感謝だと思っています♥
費との振り見て我がふり直せ〜自分の姿を、静かに見つめる梅雨の雨の日曜日。
夏至を過ぎて地球時計、暦が少し進んで新たなページをめくった感じ。
おやすみなさい。