一昨日ご案内した「異国から」をエレクトーンソロとピアノとエレクトーンのアンサンブル2種の楽譜を発売いたしました。
どちらも、原曲の、シューマンのピアノ曲をジャズワルツ風にアレンジしています。
優しいメロディーがリズムに乗り、アドリブやウォーキングベースで華やかに広がる感動を呼ぶエレクトーンアレンジ、アンサンブルは、ピアノ曲であることの定義を最初に序奏のように提示しています。
そんな2つのアレンジ、楽譜やデータを整えるために、過去のUSBや、楽譜データから、編集作業を行いました。
私はこうして制作したものは、なるべく全て残しておこうと、どこかで役に立つことがあるかと、オーディオ化した録音音源は映像編集してYouTubeにアップし、楽譜はピアスコアから販売、録音元のエレクトーンデータは、お問合せに応じて大体、一曲300円程度から本格的ピアコンは1000円として、楽譜のページ数と難易度に合わせてお出ししています。
セミナーで使用したり、ご興味ある方々に対応する程度ですので、華々しく販売展開できているわけでもなく、寄り添ってすすめて下さるピアスコアさんのサポートや、私のホームページ作成のアシストを担って下さるI様には、細やかにお手数をおかけしておりますが、やはり自ら作ったものが誰かの役にたち、お使い下さると思うと大変嬉しいです。
今回の「異国から」は、当初作ったのが93年、EL90の時代でした。そこから機種の進化にあわせて少しずつ変換修正を経ているものの、今の時代にお伝えするための確認作業に、音出しを実際に弾いてみなくてはならず、今日はちょっと演奏してみました。
これは、当時アレンジのコンペに出すもので、当時はコンクールさながらに、所属していた店(支部)和幸楽器越谷店から地域として埼玉大会、東京大会、全国大会と、リアルステージ演奏で、選ばれていくスタイルでしたから、35歳ぐらいだったわけですが、猛練習した経験がそのまま体が覚えてくれていて、今日も、暗譜で弾けたではないですか😆🌟✌️💕
昔は、審査を意識した演奏しかてきなかったのが、病のことがあるからかもですけれど、その当時の作った思い出も相まって、気持ちを音楽に託し、なんとのびのびと弾ける自分がいました。
ボップで軽やかなジャズワルツ、アレンジのコンペだから、様々な工夫を凝らし、当時の楽器のもつ機能や音色を研究したこの作品、今聞いても私にはグランプリ受賞したからというわけだけでない、記念すべき作品になっていることを実感させられる瞬間でした。
ピアノもオーケストラも、ジャズも、ロックも、歌も、すきな音楽いっぱいだけど、ああ、私はやはり、エレクトーンが好きなんだなぁって、思います。
弾いた後、午後からはお疲れ様と横になりましたが、全くの暗譜で弾けた自分を人生をかけてこの作品が私の生きる道を示してくれたように感じ、今はこんな体となったわけですが、労りつつ、無理をせずに、私はまたエレクトーンを弾いていかねばと思うのでした。
写真はないけど、夜ちょっと主人と子供たちに送るために撮った写真です。くつろぎまくってます。ずっとエレクトーンを続けさせてくれた主人に感謝です。
そして、今夜もまた、こんな私のつぶやきにご一緒してくださる皆様、お読み下さり、ありがとうございます。