エレクトーン

2025年2月 5日 (水)

プレリュードコンサート

かねてからこちらにもご紹介した、ピアノ安田裕樹さんとエレクトーンの黒園克則さんの、プレリュード、バレンタインコンサートを聴きにいってきました。

私の作品、霧の蔵をプログラム2部の最初のあたりに取り上げてくださり、作者としてもご紹介いただき、客席から立ち上がってご挨拶いたしました。

初演1997年の7月12日に、故郷、宮崎県都城市の霧島酒造霧の蔵ホールでのコンサートのために書いた作品です。

E♭mlで、浮遊感やら。透明感など、最初の和音は四度堆積のスクリャービンみたいな神秘的な雰囲気を狙いました。

故郷の自然や暮らし、懐かしさもありますが、そこで過ごした数々の思い出を乗り越えて、また故郷に立ち、その思いを曲にしたものなんです。

実母が足が悪く障害者としての人生で、父が私を育てるため、また、養子ではないのに母方を継がねばならない古い慣習を背にしながらも、仕事で長い単身赴任であった中の、残された母と私の生活を寂しさや、逞しさや、母と支え合いながらの田舎での暮らしを、弾くと思い出します。そんな暮らしにエレクトーンが、楽しいひとときを与えてくれていました。


霧の蔵は、作った時にはまさか自分の大切な作品になるとは思わずでしたが、今は恥ずかしい程に、自分の内面が表されているように思います。


客席の皆さまがどのように感じていただけるか、また演奏者のお二人の表現は、彼らなりの作品として、作者の私の想像とは異なる世界観、それは彼らの経験や思いなども影響することであり、今日は私にとっても、よい学びを得た経験の一日になりました。

こんな経験をすることができ、大変感謝です!有難うございます❤️

コンサート、久しぶり。

そして、ヨタヨタステージ4のワタクシが、こうして回復したからここに来れたよって、いつも励まして下さるお友達が、ご一緒していただけて、またまた嬉しかった❤有難う。

安田さんの繊細なピアノが、心にしみました。ショパン。リスト、ラフマニノフ、最後のワルソーコンチェルトまで、また黒園君の、エレクトーンソロもあり、クラシックからポピュラー、ジブリ、多彩すぎて、準備大変だったろうなぁと。

コンサートは、ワクワク、お客様を楽しませたいと、張り切るけど、今日のおふたり、ほんとにお疲れ様、きっと、今はホッと一段落、素敵な時間を有難うございました。

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2025年1月25日 (土)

朝からお散歩

このところのイマイチの体調ではありますが、今日は、午前中にちょっとお散歩へ。

いつもの道で、いつもの鳩さんにも会えました。

山茶花はさらにたくさん花開き、見事〜

緑道をもっと歩けば、山茶花をもっと楽しめたかも。

でも無理せずに帰宅。

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セミナー資料を作成しながら、昨年から取り組んでいるバロックをエレクトーンで楽しむにはと、ベートーヴェンの作品をアンサンブルアレンジとして、まとめるコツみたいなことをテーマに作成しています。

エレクトーン指導の世界には、構築されたエレクトーン音楽やその指導の基盤となるものが、以前私が現役で教えていた頃には、見えていましたが、現在では時代の変遷による音楽の発達、特に、エレクトーンは流行に乗った音楽を奏でる楽器であることが、その部分でついていけないほどの混沌とした現実ではないかと思うのです。

指導する立場で見えることより、弾くことで満足する指導者とはいいませんが、次のエレクトーンの時代に生きる人たちを育成するために、しっかりしたエレクトーン奏法や、それに伴う音楽を研究している方々、一般的には音大などの専門教育機関にいらっしゃり、学術的な発表があって然りではないかと思いますけれど、私が知らないだけか、一般的に全く感じられず、ちょっと、一般社会の中で、それを教える先生方は、殆どの場合、ピアノという鍵盤楽器の王道に値する楽器も指導されていますので、エレクトーンの立ち位置、音楽指導において、重要な効果を発揮することに誇りをもち指導に生かすようにするには?どうしたらよいか?と、私は、病になるまでずっと、その部分を危惧しながら、私の周りの先生たちと、エレクトーン指導にたいして正面から取り組んできました。

やはり、音楽歴史文化発展とリンクしたクラシック音楽作品も教えるべきであり、ポピュラーにつながるわけですから、4期にわたるクラシックをエレクトーンでおしえる必要を、最近毎日、作編曲に向きいながら考えます。

また、長くなったゃった。

お散歩していても、エレクトーンで作品を書いている自分が、このままでよいか?なんて考えたり。

あ、だめだめ、考えすぎると、体によくないよ〜\(^o^)/楽しくいかなきゃ、体があってこそ、ステージ4がなんだ!

明日もよい日になりますように♥

2025年1月20日 (月)

許諾とれた〜

かねてから取り組んでいたギロックの編曲許諾申請が全音楽譜出版社からとれました!やったぁ〜!嬉しくて嬉しくて、自由に表現できる扉を開いた気分です。

管理する全音さんとのやりとりでは、私の病の事情もお伝えしまして、いろいろ慣れないことやらの問題点を丁寧に教えていただき、とても感謝しています。

このギロックの曲をつかったアンサンブルをひろく伝えるには、今の私には、セミナーを核としていくしかないわけで、リアルセミナーができるようになればよいけれど、今は、オンラインでの活動しか動けないため、とりあえずやれる範囲での状況をお伝えしまして、使用許諾をいただきました。

条件は、出版といいますか、製本楽譜とすることで、以前から作っている「初めてであうコンチェルトVol.33」として、昨年後半に取り組んだバロック作品とギロックの2曲を抱き合わせるかのように、まとめるのが現段階ではよいかと考えています。

今回のことで、ギロック作品をこれからもたくさん書いていくこともできそうなので、本格的にギロックに取り組みたくなってきて、ちょっと明るい気分になっています。たくさん書いたら、ギロックとして、まとめた作品集にできれば1番よいのですが、また、欲を出さずに、ひとつずつできることを取り組んでいきたいと思います。

こうして、前向きにすすむとなると、ブルグミュラーも製本楽譜にしたくなります。自主製作で自ら必要な部数を作っていく、、、というのは、これまでもミュッセからピアスコアへと販売自体が移管し、データ販売となって、求められる製本楽譜のみを形にしてきた経験がありますので、大体それに準じてと考えていますが、少しだけまた何かしらよいものを作っていけたらと思っています。

このところ、体調芳しくない日が続いて、体はメンタルにも大きく関わり、大変不安な毎日を過ごしていましたが、著作権許諾がとれたことで、とても明るく前向きな気分になれて、今夜は、以前からやってみようと考えていたブラームスの弦楽六重奏曲第1番第2楽章を書き始めました。

これ、テレビの「相棒」で流れていた曲です。

好きなことで、前向きに回復へと時間を過ごしていけますように。

今日は、区役所からも、介護認定が3から2に変更になったことのお知らせがありました。回復へといろいろ〜無理をせずに、慌てず、焦らず、諦めず!

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2025年1月17日 (金)

作品を整理しながら

最近、自分のこれまでの作品を振り返り整理する必要を感じ、まとめています。

販売としてピアスコアにアップしているもの、まだしていないもの、以前の取り扱ってくださっていたミュッセからの流れで、コンチェルト作品は「初めて出会うコンチェルト」として、毎年書いたものは1冊かまたは2冊にまとめていました。

もし、昨年の作品をまとめるとなると、初めて出会うコンチェルトは、Vol.33になります。

その中には、エレクトーン伴奏音楽作品が基本なわけですが、本格的なピアコンは挿入していないのです。

また、やっとこの数年、アンサンブルのオリジナル曲も挿入してはいますが、その目的が異なる、たとえばピアノソロ曲とか、エレクトーンソロ曲などは、結構な数になってきたから、別にまとめて管理したほうがよさそうだなと、思っています。

ひとつひとつ、ピアスコアにアップしているか?参考YouTubeはあるか、チェックして、著作権でまだ許諾だ取れていないものや、逆に販売は無理な御蔵入りも、とりあえずチェックして、、、、ありゃ、人生のまとめみたいだな。

なんて思ったりしながら、

もっと、オリジナル書いていこうかなぁとか、思ったり。

私の作品を気に入って、ご自身の教室活動に発展的にお使い下さる先生方をみていると、私が著作者だからというわけで言うのではなく、その作品を教えながら先生ご自身が、楽しんで下さっている感じがします。指導者のかたではなく、趣味で私の作品をお求め下さる方は、きっと弾いているうちに、私の作風や音の並びに慣れて、弾いていくのが面白くなっていかれるようで、著作者の私より凄くよく作品をレパートリーにして下さって、本当に、びっくりするほどなんです。

彼女たちが弾きたいとリクエストに応じて書いたりすることが多い中、私から発信は、現在の状況ではなかなかしっかり以前のようにはいかないので、ピアスコアへの入稿は難なくOKですが、弾いていただくための参考演奏作品紹介には、信頼できるお友達や演奏家にお願いして弾いていただいて、またピアノとエレクトーン各パートを、これまたその専門にたけたお友達にMIXしていただきアップするようになりました。

最初は、異なる感性の方に弾いていただいたりソフトを使って合わせてくのはお互いに慣れないこともあったかと思いますが、継続は力なりですし、また、著作者である私とは異なる感性に、あらたな発見を感じることもありますから、現段階では、このスタイルで継続しています。

しかし、いつどうなるかわからぬ中、また、時々、もう、私なんぞができることはと、閉鎖的な気分に陥ることもあり、とにかく、リハビリもですが、ペースダウンしてでも、少しずつ、自分を見つめ直しの意味でも、これまでの作品だけでも、整理しておこうかと、考えています。

まさか、こんなことになるなんて思っていなかったけど、2023夏に作品展を開いて、今となってはよかったなと思ったりしています。

過去の自分のことしかわからないから、未来に前向きになって新しい自分を見つめる力は、今は、サクサクと前のようにはいかず、別人になりたい気持ちもしてくるのでした。

これは、病がきっかけで生まれた引退への引き金なのかもとか思ったり。

自分のことをどうしたらよいかと、迷いながらの毎日が過ぎています。

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一昨年、アクロスコンチェルトのために、会場打ち合わせにいった時の写真です。

一昨年は1月に神戸でコンチェルトコンサートを行い、5月に福岡アクロス、8月に東京紀尾井サロンで作品展と、活発に活動していました。

そんな忙しい毎日から見える景色が変わり、今、もしかすると、一旦リセットした体に心はついて行ってないのかも。

明日は、どんな日がやってくるのかなぁ。



2024年12月25日 (水)

楽しいアレンジ、ギロック手品師

今日はクリスマス。

昨日のイブから一夜明けて、嬉しいセーターを着てどこにお出かけしようかと、
でも実は先日の抗がん剤の副反応が抜ける最後の数日を過ごしておりまして、正直しんどいのです。

しーかーしー、リハビリしなくちゃ、前向きに頑張らなくっちゃと
ちょっと主人のお買い物を北千住まで出かけるついでに私も欲張って、頑張って、
バスと地下鉄一駅の外出決行!

実は退院してデパートにお買い物は初めてなのでした。

正直、このクリスマスの賑わい、平日でしたからさほど、思ったよりは混んでいませんでしたが、私の体にはとんでもない経験でありつつ、

昨年のクリスマスには、福岡から由紀ちゃんが病院に来てくれて、寝たきりの私はベッドを面会室に移動してもらって面会したことを思い出しました。


この一年、本当に大変であったけれど、こうして今生きていられる、元気になってきたことがうれしいです。


駅のホームで涙がこぼれてきて、いいおばあちゃんが泣いているものですから

見ていた周りの人たちの怪訝そうな、いやどうしたのかと、気の毒がってくださる様子にも有難ささえ感じました。


生きているときって、一生懸命に物事にま向き合って進んでいるときには

ひとつひとつ、細やかにものを感じることはなかなか・・・
時間の経過とともに、次々と自分に与えられたシナリオをこなしているかのような毎日ですよね。

でも、私は大病をして寝たきりを経験したことになり、その時には必死でしたから今よりもわかっていなかったわけですが

時を経てみれば見るほどに、今生かされている、命のありがたさや

これからのことを考えては涙が出ます。

自分の人生を振り返りながら、できることはと・・・

夜になり、少し抗がん剤副反応が治まってきたか、いや、なんとかそろそろ復活せねばと
五線に向かいました。

来月のセミナーは、ギロックを取り上げることになっていて

コロナのころにちょっと手を付けたような記憶があり、調べたら、今回やってみようかと思う

「フランス人形」も「手品師」も途中ですが手を付けていたことが判明!
2021の1月のことでした。

手品師はエレクトーンソロで、フランス人形はP&Eコンチェルトスタイルで既に書き上げており、

手品師においてはヘ長調に移調して、

エレクトーンソロで楽しく弾きやすく書いています。


フランス人形は、原曲のしなやかさを生かしたアンサンブルで、どちらもレジストがまだ完成していません。


最初に手を付けようかと、手品師はアンサンブルとしては原曲の調にすることにして

手品師の楽しくって、ユーモアのある驚きとか、やや滑稽なまでのおどけた表情や

コミカルさとかを、短い曲の中で

コンパクトであっても、魅力あるアンサンブルにしたいと思ったら、俄然元気が出てきました。

こんなことをして、また著作権でいろいろと悩むことになるだろうと目に見えていますが

私の創作作品を楽しみにしてくれる弟子たちと言ったらみんなに悪いかもだけれど

作品からその編曲手法を伝えて、皆がそれを弾いたり生徒に教えたりすることも
私の生きている励みであると思うので、いい作品を書いていこうと思います。

あるものを、みんなが誰しも知っている音楽作品を、いかに上手に価値高く教え弾かせて

楽しませて、音楽を通してその生徒さんの成長を後押ししていくこととはまた別に、

全く新鮮な耳にしたことのないオリジナル曲を与える、取り組ませるのは、

ちょっとかなりの芸術的なことかもですけれど、もとにある音楽から、

伴奏であっても、新たなイメージを与えて

表現の幅を広げさせる体験をレッスンの中で、先生自らが伴奏して与えることは、

生の芸術指導みたいなものだと思うのです。

って、私の音楽だけれど・・・
新鮮に感じていただける方々もたくさんあるかと思いますから、それをご指導される先生方の指導力がものをいうのかなぁ
とか、だから、まずは先生方が弾いていただきたいわけですが、
なかなか皆様奥ゆかしくて(;^_^A私の手元にその様子が入ってくるのは
コンチェルトのコンサートでもしない限り、なかなか実感が持てない今の私。

それでも、作品が残っていくのだし・・・と、見えない何かに感謝して
私は生きていく力を音楽でもらっています。

また今夜も長くなりました。最後まで読んでくださってありがとう。

作品できたら、いつかお耳に届きますように。

写真は2022の小倉の音楽の宝石箱コンサートの出演者の皆様との記念写真。もう2年前の出来事です。
私の後を継いでアドバイザーになってくれた先生と生徒さんたち、
ピアノのアシストをいつもご一緒くださる村濱ひかりさん、
バリトンの松岡さん、北九州芸術劇場で小倉jetの皆様と、ナガト小倉店のお力を支えに頑張った思い出。

自分の音楽をベースにそれぞれの助けてくださる方々のお力をいただきながら生きていました。
私の大事な小倉での思い出です。みんな元気でいてね。作品できたら、先生と弾いてね💛おやすみー

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2024年12月18日 (水)

今年最後のセミナー

今日は、今年最後の私のオンライン作編曲セミナーで、バッハのカンタータから、「安らかに草を食み」と、管弦楽組曲第2番の終曲「バディネリ」のアレンジをご紹介しました。

作品データや楽譜を配布し、資料としてその作品について、原曲についての分析と編曲の解説、そして指導や演奏のためのポイントをまとめたレジュメ、そこには私の音楽に対する考え方などもお伝えするハウツウも含まれ、かなりのボリュームをお伝えしました。

時間との戦いのようなセミナーでしたが、ご参加の皆様には、毎回それぞれの刺激にされ、よい学びとして捉えて下さって、このセミナーを回復の励みとする私自身にも何よりのよい機会となれ、感謝です。

今年は、ブルグミュラー25の練習曲のコンチェルトアレンジを完結させ、後半はバロックとしてバッハと、ヘンデルの作品を、エレクトーンで楽しむバロック目指して、3回のセミナー、5月から7回の実施となりました。

今日は、時間が気になり、超パワーでエンジンかけまくってお話しましたら、たぶん病なんか感じられないパワフルな私だったようですが、終わったら、案の定どっとお疲れモード。しかし、やり終えた充実感でいっぱい!

1日早いお誕生日のお祝いプレゼントがあちこちから到着。ありがとうございます。

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ステージ4寝たきりの病から頑張った1年。

まだまだ回復と言うほど、元気になっていないけれど、この1年のセミナー、回を重ねながら、病の私を支えてくれた今日の皆様に心から感謝です。

皆様に作品を提供し、エレクトーン指導の在り方を考えるセミナー、よい学びの機会に捉えていただけて嬉しく思います。

これからもよろしくお願いします。

2024年11月30日 (土)

スカルラッティとチェンバロで

大好きにハマるバロック、バッハに始まり、ヘンデル、コレルリ、やたら夜中に音楽鑑賞しながら、最近はスカルラッティをきいています。

ソナタと言われる500曲もの作品、ピアノできくのではなく、チェンバロで聞くと、よりその作品の持ち味が伝わってきて、なれたピアノの音ならば、分析しながらつい学びの方向になってしまうところが、元来チェンバロで作られた曲は、チェンバロで聴けば、それはもう、面白いほどスカルラッティのやろうとした音楽が伝わり、やや、曲芸じみた音の動きにかんじた作品も、ひやぁ〜チェンバロの魅力の虜になって、ついわが家のアバングランド、チェンバロでひいてみたソナタ1番♥

スカルラッティは、亡くなる10年ぐらい前から一気にこのソナタ500曲を書いたらしく、鍵盤が自分らしさであったのでしょうね、きっと。わかるわ〜(^_^;)、

来月のセミナーにむけて、またバッハの「羊は安らかに草を食み」とか、管弦楽組曲から「バディネリ」を取り上げて書こうと思っているのですが、スカルラッティを聴いたら、私もエレクトーンのためのソロアレンジが書きたくなってきました。

でも、果たして私の作ったものを①いいなとおもったり、②弾いてみたいとおもったり、③楽譜見てみたいとおもったり、④生徒さんに教えてみたいとおもったり、⑤アンサンブルしてみたいとおもったり、するものなのかと、そんなことを考えると、制作なんかやってられないわけで、売れるものをさあ、今すぐ!みたいな感覚はワタクシにもわかりますが、やはり書きたいものを書いていきたい、これからは、特にそうなることでしょう。

バディネリって、小さい頃、確か中学生だったとおもいますが、私には惹きつけられる曲だったのに、その魅力が何なのか分からぬまま、弾き上げる、完成に至らなかった曲でした。

年を取り、またこの曲をやってみたいと、何故思ったのかも分からなかったけど、バディネリという意味を知って、はは〜ん!ワタクシ〜大人になったのだわねって爆笑 65歳だぞ!

バディネリ=冗談

ちょっと笑いを誘うようなことを自ら発するようなイメージでこの曲を捉えたら、すっごく楽しいのね(^o^)

スカルラッティみたいに、死ぬ前にやりたいこと、やろ〜っと。

エレクトーンで楽しむバロック、まだまだ続きます✌️❤️

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2024年11月28日 (木)

ことねちゃんの花のワルツ

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いよいよクリスマスシーズン。
今年は、親しくしているお嬢さん、ことねちゃんが初めての発表会とのことで、彼女の大好きな曲を演奏できるようにと、チャイコフスキーの「花のワルツ」を夏ぐらいにアレンジして差し上げました。

9級ぐらいとのことでしたが、とても頑張り屋さんのようでしたし、とりあえず弾けるところを弾いてもらって、また手直しして差し上げて、なんて考えていましたら、しっかり作品を弾いてくれました。この曲メロディーの動きやハーモニーもころころ変わりますし、なんといっても、チャイコフスキーですから、作品としての価値、難易度はかなりのものでしたが、いっぱいいっぱい頑張ってくれたみたいで、当日の演奏動画を送っていただいて、涙があふれて止まりませんでした。

ことねちゃんは、私が福岡店jetを担当するようになった翌年に生まれて、そのjetの仕事をことねちゃんのパパと一緒に頑張ってきたご縁で、大変お世話になってきた経緯があります。

音楽に対する私の思いや活動への理解など、息子ほど年は離れているけれど、その支えをこうして今病となって、心から感謝するわけで、彼とのご縁がくれた人とのつながりが、どれだけ私の音楽を育ててくれたかと思うのです。

そんな方のお嬢様、誕生のお祝いにお贈りしたマイメロディちゃんのぬいぐるみを、今も大事にしてくれているとか・・・マイメロディー、そうマイオリジナルアレンジでのマイメロディーを奏でてもらって、他にはない喜びを体験してもらえるかも!と、作った作品なのです。

原曲をご存知の方は、私が、彼女のために、サイズダウンや、弾きやすくした工夫、音色などご理解いただけるかと思います。

クラシックってあまり受け入れられないところがありますが、エレクトーンはオーケストラを弾く感覚、体験ができますから、ピアノを習う楽しさとは、また別格の音楽体験だと思います。

中級アレンジなかなか、私も勉強になりました。


ことねちゃん、弾いてくれて本当にありがとうね。虎の門病院にお見舞いに来てくれたのに、第一回目の抗がん剤の日と重なって、すぐそばにいるのに、アナフィラキシーで会えなかったことが、とてもとても悔やまれました。ご両親様の大きな愛に包まれて、のびのびと健やかに成長するあなたのことを、東京のバアバが見ているよ(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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2024年10月27日 (日)

平和の祈りを込めて

ずっと取り組んでいるヘンデルのラルゴ、ソロアレンジがやっとやっと出来上がりました。

実際に自分で弾いてみたら、あちこち修正手直し、楽譜の印刷はかなりの枚数を使い、最終完了にようやく至り、弾きながら思い悩んで作り込んだところも、自分のものとして弾けるようになってきました。

目の前が晴れていくようです。

明日は録音してみようかなぁ。

元々、オペラのアリアとしてヘンデルが書いたものですが、そのメロディの持ち味は、今の私の気持ちを表していて、300年ぐらいの時を経て、私が感じるものは、人の心の平穏を、平和を、まるで祈りのように語りかけてくるから、弾きながら、私も語りかけてしまうのです。

頑張ったからか、ちょっと、右胸真裏の背中が痛い〜一拍ずつのベースに、足の筋肉鍛えられて痛い〜

いっぱいヘンデルとお話した気分よ😅🩷🤗

ヘンデルさん、ありがとう。

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2024年10月21日 (月)

ねむれない真夜中に

携帯からではうまく撮れないお月様、夜中の輝き♥空の雲、なかなか素敵で、しばらく見入ってしまいました。

芳しくない体調は、少しずつ回復。

皆様にご心配をおかけしてごめんなさい。

おきている時には、ヘンデルを聞いてます。シバの女王の到着、ラルゴ、ハープ協奏曲を書いて、頑張っています。

たまたま、途中になっていた、まだYouTubeにアップしていないムソルグスキー展覧会の絵「プロムナード」と、クリーゲルの「メヌエット」を再構成し直して、録音をお願いすることにしました。

このところの自分の状況に、やりたいことは何か?と問いかけながら、時間が過ぎていきます。気を紛らわせながらも、あたたかな人の心に感謝して、涙がこぼれ、我が身の行く末に不安や、寂しさを感じて、涙がこぼれと、アップダウンの度に、涙腺も忙しい〜😆😅

静かに見つめてくれるお月様。

あなたはずっと一緒ね、ありがとう。

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