ピアノ

2025年5月18日 (日)

日曜日のお楽しみ

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日曜日になると楽しみな時代劇、夕方から金と銀。

昼時にも夜にも観る大河のべらぼう。

今日は、朝早く目覚めて、いつもより少し調子のよい朝でした。いろいろ痛みや倦怠感なども、いつもより気にならずに、午前中から、このところ取り組んでいたモーツァルトシンフォニー25番のコンパクトサイズP&Eアレンジを書き上げて、エレクトーンパートのレジストを作り上げました。

自分で弾いて音出ししてみましたが、いつものピアノ曲やら、いわゆる歌として、メロディがはっきりとした音楽作品とは少し趣の異なる管弦楽、形式美の世界を2台の楽器でアンサンブルした作品は、譜面ヅラはシンプルですが、エレクトーンとしてのパートを弾く感覚は、弾きにくいし、合わせた時の響きや、呼吸の合わせ、音ののばしぐわいなど、かなり表現と奏法に苦労します。

エレクトーンアシストの方に、ここはお力いただかねばと、譜面とデータをお送りするところまで、完了。

1日、いつもよりとてもがんばった日曜日になりましたよ。

だから、自分へのささやかなご褒美は、大好きな時代劇を観ること。いいお話をお芝居や、映画見たかの時の感動を日曜日に味わう私のささやかな楽しみなんです。

このところあまり体調が良くなかったから横になってばかり、でも作編曲の執筆だけは自分のためにも少しずつなのです。

夕方、ラインがつながらなかったお友達から連絡はいり、ホッと、一段落、みんな年をとってきたから、ご無沙汰だといろいろ心配になるの。私のことも、気にかけてくれて有難う❤嬉しかったよ。

今日は、モーツァルト25番を書き上げた喜びで、気持ちが晴れ晴れ、いい作品となりますように。


2025年5月 9日 (金)

録音

新たに作品を書き上げたら、必ずと言っていいほど、エレクトーンで録音します。

たまたまアンサンブル作品を書いているから、エレクトーンパートの録音した音源に合わせて、ピアノの練習ができるように、そりゃ、生アンサンブルがいいに決まってますが、エレクトーンから流れてくるプチオーケストラが、弾くピアノパートをより気持ちよく、より、楽しくさせてくれるかと、参考程度にエレクトーン伴奏音源を録音して、記録に残します。

YouTubeアップは、その伴奏に合わせたピアノパートも録音し音楽制作として、Mixしていただき、それは専門のお友達にお願いしています。

今日は、自分のアレンジしたエレクトーンパートのみを、録音。

病となる前から、この作業は、行ってきたことなのですが、毎回、録音となると、緊張し、録音した音源を聴いてみると、その緊張がよみがえる自分がいて、あ〜あ〜全くいくつになっても、ダメじゃん(T_T)って、思うわけです。

が、

何回でもやり直す元気、エネルギー自体が、元気のある証のような気がして、難易度の高い楽曲などは、気持ちが凹むほど、嫌な作業となるけれど、これにあわせたり、参考にする方がいるかもと思えば、容易く諦めたくない自分もいて、今日はそんなど根性気分になりそうな録音でした。

シューベルトの楽曲自体の素晴らしさを確かめるように音を紡いで作ったエレクトーン伴奏編曲、結構シンプルでありつつ、編曲効果高いものを目指して、そう、私は小難しいことよりも、わかりやすく誰しもが心にしみるような音楽を作りたいのです。

この、原曲をもとにピアノパートも、いろいろな編曲作品を参考にして創出、ピアノはピアノとしてまた、その演奏について意識したアーティキュレーションも加筆修正を繰り返し、ソロならばそれで一般的に親しまれている楽曲作品でおさまるところを、エレクトーンというオーケストラの音色がいろいろだせる、その効果と合わせたピアノをイメージせねばならないわけですから、実際にピアノのバックに、古風なオルガンサウンドか聞こえて、さらにそこに柔らかでしなやかなハープがアルペジオで刻み、時々オブリガートのオーボエやバイオリンが語りかけてきて、、、なんて、そんな作品、伴奏に、奏でるピアノのペダリング。考えれば考える程に、その表現の世界の豊かさ、深みにはまってしまうのでした。

シューベルトは、セミナーではすぐにどうこうの話ではなかったぞ!

来月のセミナーは、モーツァルトです!

少しずつ、準備にはいらなくちゃ❤

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近くの親水緑道で、このオブジェを眺める度に、なんだか頑張ろうって気持ちになります。

2025年5月 3日 (土)

少しだけエレクトーンを弾いた!

小倉のセミナーから、一段落。

体力がないので、何かあると、横になって過ごしていましたが、ご心配にはおよびません、お気に掛けてくださった皆様、有難うございました。

お疲れ様から、やっと少しずつ好きなことで、元気にと、以前からピアスコアに未入稿の作品をチェック。

20122年に書いた初めて出会うコンチェルト14に挿入しているストリーボックと、ツェルニーの参考音源づくりのために、ちょっとエレクトーンを弾いてみました。

伴奏アレンジとして、導入初級の割とシンプルな作りのピアノに、オーケストラ伴奏をつけていますが、単純に三拍子、ワルツの刻みの奥は深く、刻んだリズムは、ピアノ左のパート、そこにかぶるベースも左手ハーモニーも、生感として、どういう配置にするかとか、ベースを一拍目だけに置くのではない動き、たとえば、2小節目には3泊共に刻む動きで、どんな進行をとるかなど、当時、いろんな工夫を施した苦労もよみがえり、楽しくひいてみました。

逆に、そんな伴奏でピアノをひく人の気持ちになってみようかと、ピアノを乗せてみたら、その原曲に内包された姿から表現する、左手のアーティキュレーションを考えたら、ストリーボックの魅力にはまってしまい(^o^)ついつい、無理はせずにの心境はどこかに消えて❤まだまだ自分ができる可能性に嬉しくなりました。

GW後半の連休、私は予定を変更して、子どもたちの来訪をキャンセル、ちょっと寂しいけど、穏やかな毎日に慣れてしまったかも。

そう、また訪れた週末。

気のせいか、久しぶりの演奏で、体力復活。まだまだ弾けました(^o^)

表現の魅力、魔力で、ひとつグレードアップする自分をみつけた気分です。

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明日が、元気でいられますように。

2025年4月28日 (月)

生きてきてよかったと思えることが・・・

自分のやったことが、人の役に立つって、こんなにうれしいことなのかと、昨晩遅く泣けて泣けて仕方ありませんでした。

全くあったことのない、実際にお話もしたことのない方からのメール。

それは、私のコンチェルト作品をご購入下さった方からのもので、ご自身の状況、そして、私の作品に出会って、購入に至った経緯があり、なんといっても、そのお話の中には、生徒さんのために、その生徒さんを喜ばせてあげようとする先生ご自身の努力があふれていました。


それだけでも、制作者としてはぐっとくるわけですが、その生徒さんが納得するようにと、私の作品をその生徒さんに与える際の努力、段を踏んで楽譜、音源と一緒にお聞きになられたのだそうです。

最近、その生徒さんは、たまたまその先生に担当がチェンジとなられたばかりで、彼女にしてみたら、新しい先生として自分ができることは????

ピアノ歴の長い大人の生徒さん、弾いてみたいと思う大抵の曲はもうやりつくされていらして、でもピアノやオーケストラ音楽が大好きで、これからもピアノは習い続けていきたいと思って下さるキャリアのある生徒さんのようでした。お仕事が忙しかったりすると練習時間は取れないから難曲には手が出せないけれど、家で音楽をお聞きになられる時には、いろいろな作曲家のピアノ協奏曲をお聞きになられていらっしゃるとのことでした。


また、以前にその生徒さんは、エレクトーンの音を発表会でお聞きになられたことはあったようで、本物のオーケストラの音に驚いたとのこと。


そのようなことをベースに、生徒さんがご興味をお持ちいただけるものとして、ネットでピアノとエレクトーンのアンサンブルでピアノ協奏曲として検索し、私の作品に出会われたそうでした。


本格的な音で、更にレッスンや発表会でやるのにちょうどよいサイズになっていて、これなら耳の超えた生徒さんに絶対満足していただけるのではないかと思われたそうでした。早速レッスンで私の動画を視聴、聞く専門だと思っていたピアノ協奏曲を弾けるとは夢にも思わなかったそうで大変ご興味を持たれたそうでした。

ただ、やはりピアコンはピアコン! あまりに難しかったらと不安もよぎり、ピアスコアで楽譜を購入され、見て頂いたそうでした。


本物をもう少し弾きやすく、でも、本物と同じように聞こえる!

そう、私がいつも心掛けているアレンジの工夫は、その先生はもちろんのこと、生徒さんの心にも、しっかりと伝わったようで、生徒さんにもその部分が心に響いたとのことで、更に、実際にエレクトーンから参考音源をお聞き下さったそうでした。


本物のオーケストラのような豊かな音色が教室に響き渡って、感動されたとのこと、オーケストラとの共演は一生無理でも、まさかこんな体験ができるなんて! と、感激してくださったそうなのです。

20年以上、いや制作としたら30年近くになるのかもしれません。ずっと取り組んできた、コンチェルトの活動、その前の制作、エレクトーンができることは何かな?って。

今こうして病となってできることが限られてきている中に届いたメールに、どんなに嬉しかったことでしょう。


そして、私の音楽を指導者の立場から、生徒さんへ丁寧に対応して取り組むきっかけへと、その様子に胸が熱くなりました。

指導する育成の心と言いますか、マニュアルに載っているから、次のページにあったから、なんてことではない、その先生の愛情あふれる心がけが感じられて、私は、嬉しくて泣けて泣けて仕方ありませんでした。


そんな彼女の姿勢、音楽の響きや質も想像できそうで、目に見えない糸を感じました。アンサンブルって、音楽って、そういうことなのですよね。

本当にありがとうございます。

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