日本の歌を愛でる心
私は、自分の主催するセミナーで、童謡唱歌講座というのを外部講師の先生にお願いして、行っています。
童謡唱歌の中に託された心は、日本文化、日本の言葉に乗って、その紡がれたメロディーは、自国の文化を知ることになり、自分たちの感性のルーツにつながるのではと思うのです。
今月は、1月からのセミナーのスケジュールの立て込みで、リクエストもいただいて日程を少しずらしましたら、年度末に向かって皆様お忙しかったり、最近のこの寒さで、コロナにインフル、胃腸炎などをこじらせて、ご本人もですが、ご家族の対応にもお忙しく、ちょっと参加者は減少傾向、そこに来て主人の膀胱がん再発による手術のスケジュールが何かとリンクしてくるしで、私も参加できないかと思っていましたら、いろいろと調整ができて、参加できることになり、嬉しくなって、一曲作品を書いてみようかと、・・・!
今回のセミナーは、冬から春にかけての季節の歌を取り上げていただくのですが、その中の春にちなんだ曲、「春の小川」「どこかで春が」「早春賦」をメドレーにしてみました。
それぞれに、一瞬簡単そうですが、とんでもなく奥が深く、作りながら、感動して涙~
みんなが知っている曲。大事大事!
主人の母から受け継いだ童謡選集の楽譜があり、昭和20年代か、もしかすると戦争前からの楽譜かも。そこにももちろん掲載されている名曲、今どきの子供は、知らないかもしれないけれど、歌ぐらいは知っていてほしいですよね。
ドイツリードも、オペラも、シャンソンも、かンツォーネも、世界の民謡の類が、音楽歴史文化のルーツになって、とっても面白いと感じることが多いけれど、自分の生まれた国、自国の文化、日本人として日本民族としてのリズムとか、ハーモニーとかを知りえたような気分って、すごくうれしいものだと思うのです。
曲を作って、自分では気が付かないけれど、なんだかこれ、和風よねーって、自覚する時に、故郷の自然から与えられた日本の恵みが、知らないうちに私の心の中に入っていたのだと思うし、・・・
そうそう、少し嬉しいメールをいただいて、最近私の作品を弾いて下さる、弾いてみようかと思っていただく方が増えてきたことを感じ、とてもとても感謝、光栄なことだと思います。
また私にいつも温かなメッセージをくださり、体のことを心配しつつも、励ましてくださる先輩諸氏のメッセージは、父や母からのアドバイスのように心にしみるのです。
66歳になっていますが、70代のおともだちや80代の方々など、やはり私が未経験なことをたくさんご存じで、その経験値は全く想像を超えてはるかに素晴らしく、音楽的なことだけでなく、人としての心が違うなって思います。
そこに来て、義母は・・・103歳。長生きした分、生き抜くパワーも違うように思います。
明日は、アレンジ完成させて、誰かに弾いてもらえるように、何か考えたいと思います。どうぞこちらをお読みくださって、ご一緒できるお気持ちの方は、はーい!って、ご連絡くださいね。
写真、何にもないのよねーこの前、義母の入院先、中目黒に出かけた時に見つけた、かわいいオブジェ、たぶん夜にはライトアップ。あと、ライトアップで思い出した!神戸のおともだちから届いたお写真アップさせていただきます。
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