著作権許諾
ピアノとエレクトーンのアンサンブルを中心に音楽を作り続けている中、レッスンされる現場の状況で、ピアノはそのままとした、エレクトーンはノーマル演奏のクラシックアレンジを手がけていますが、数あるクラシック曲は、殆ど著作権にひっかからぬ昔のもの、バロックや古典、ロマン、でも近現代となると、まだ編曲許諾をみとめられない作家もいて、ちょっと注意しなくてはなりません。
最近では、ギロック。
少し前、ハチャトリアン、
さらに前に、やはり、現場の先生方から、これアンサンブルにしていただけたらいいのですが、、、と、チューリップのラインダンスという曲を、アレンジしました。
こちらは、平吉毅州さんのピアノ曲で、管理は全音楽譜出版社でしたので、申請をし、許諾をとり、手続きをふんで、当時のセミナーで楽譜を自主製作として発売発表、あちこちの皆様が、その作品を演奏下さる報告が入る度に、なれない手続きやらに戸惑うことの苦労も吹っ飛ぶのでした。
今回、ギロック作品をオンラインセミナーで取り上げるにあたり、全音さんへ問い合わせを行いましたら、いろいろと力になってくださるお応えを丁寧にいただき、有難いのと、なんだか、ますます書きたくなってくるわけです。
でも、私ごときの活動に、どれだけの可能性をかけるのか?とか、もし、また頑張れりやならば、昨年のブルグミュラー全曲を譜面にしてみようかとか、いろいろ意欲的にイメージが広がりつつ、広がれば広がるほど、以前のようにはいかない我が身の上に、立ち止まるかの思いが、、、
たまたまの抗癌剤投与副反応で、ハイになって眠れない中、自分のこれからを考えています。ストレスにならないように、製本楽譜は、在庫を抱えて薬売りのおじさんのようにあちこち営業!なんて一般的な活動はとても無理だし、オンラインで現在のスタイルで無理なく、できたらいいなぁ。
でも、その程度ならば、普通に考えたら、そこまでのことに著作権とったり、製本楽譜自主製作するかなぁ?とか、では偉い先生ならばきっと出版社は扱ってくれるだろうけど、ああいうのは売れているのかなぁ。大学の教材かなぁ?とか、そういえばかの昔、桐朋で私の初めて出会うコンチェルトの最初のあたり、アンサンブル授業に伴奏として取り扱ってくださっていたとお聞きしたことありましたっけね〜
ミュッセで、作品について取り上げない方向と言われてショックでしたが、今も、ピアスコアに移管されたからか、ピアスコアには、私の作品をミュッセは販売していますし、著作者の私自身も販売していて、価格も異なり、なんだか自分の作品なのに曲によってはかなりの差かあり、バーゲンに並んでいるかのようで、変な気分です。
でも、そんなこと木にしない!
私は自分の作品を発信すべく自力でセミナーを行い、自作の作品を発表し続けてきました。
たから、作る者、表現者としての何らかの手立てを頑張ってみようかな。と思っています。
ギロックのアンサンブル楽譜や、これまで作ってきた作品の流れで初めて出会うコンチェルトとしてつくるとなると、vol.34.35.あたりでしょうか。
どうなスタイルにしたらよいか、細かなことも考えねばと、できるかなぁ。また、頑張れるかなぁ。
やりたい曲、書きたい曲について、その創作を含め、あれこれ考えるのは大得意なんですけど、事務的なことは苦手よね〜アシストの担当者がほしいなぁ。笑
でも、夢が持てたと思うことにします。
おやすみなさい。

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