作品を整理しながら
最近、自分のこれまでの作品を振り返り整理する必要を感じ、まとめています。
販売としてピアスコアにアップしているもの、まだしていないもの、以前の取り扱ってくださっていたミュッセからの流れで、コンチェルト作品は「初めて出会うコンチェルト」として、毎年書いたものは1冊かまたは2冊にまとめていました。
もし、昨年の作品をまとめるとなると、初めて出会うコンチェルトは、Vol.33になります。
その中には、エレクトーン伴奏音楽作品が基本なわけですが、本格的なピアコンは挿入していないのです。
また、やっとこの数年、アンサンブルのオリジナル曲も挿入してはいますが、その目的が異なる、たとえばピアノソロ曲とか、エレクトーンソロ曲などは、結構な数になってきたから、別にまとめて管理したほうがよさそうだなと、思っています。
ひとつひとつ、ピアスコアにアップしているか?参考YouTubeはあるか、チェックして、著作権でまだ許諾だ取れていないものや、逆に販売は無理な御蔵入りも、とりあえずチェックして、、、、ありゃ、人生のまとめみたいだな。
なんて思ったりしながら、
もっと、オリジナル書いていこうかなぁとか、思ったり。
私の作品を気に入って、ご自身の教室活動に発展的にお使い下さる先生方をみていると、私が著作者だからというわけで言うのではなく、その作品を教えながら先生ご自身が、楽しんで下さっている感じがします。指導者のかたではなく、趣味で私の作品をお求め下さる方は、きっと弾いているうちに、私の作風や音の並びに慣れて、弾いていくのが面白くなっていかれるようで、著作者の私より凄くよく作品をレパートリーにして下さって、本当に、びっくりするほどなんです。
彼女たちが弾きたいとリクエストに応じて書いたりすることが多い中、私から発信は、現在の状況ではなかなかしっかり以前のようにはいかないので、ピアスコアへの入稿は難なくOKですが、弾いていただくための参考演奏作品紹介には、信頼できるお友達や演奏家にお願いして弾いていただいて、またピアノとエレクトーン各パートを、これまたその専門にたけたお友達にMIXしていただきアップするようになりました。
最初は、異なる感性の方に弾いていただいたりソフトを使って合わせてくのはお互いに慣れないこともあったかと思いますが、継続は力なりですし、また、著作者である私とは異なる感性に、あらたな発見を感じることもありますから、現段階では、このスタイルで継続しています。
しかし、いつどうなるかわからぬ中、また、時々、もう、私なんぞができることはと、閉鎖的な気分に陥ることもあり、とにかく、リハビリもですが、ペースダウンしてでも、少しずつ、自分を見つめ直しの意味でも、これまでの作品だけでも、整理しておこうかと、考えています。
まさか、こんなことになるなんて思っていなかったけど、2023夏に作品展を開いて、今となってはよかったなと思ったりしています。
過去の自分のことしかわからないから、未来に前向きになって新しい自分を見つめる力は、今は、サクサクと前のようにはいかず、別人になりたい気持ちもしてくるのでした。
これは、病がきっかけで生まれた引退への引き金なのかもとか思ったり。
自分のことをどうしたらよいかと、迷いながらの毎日が過ぎています。
一昨年、アクロスコンチェルトのために、会場打ち合わせにいった時の写真です。
一昨年は1月に神戸でコンチェルトコンサートを行い、5月に福岡アクロス、8月に東京紀尾井サロンで作品展と、活発に活動していました。
そんな忙しい毎日から見える景色が変わり、今、もしかすると、一旦リセットした体に心はついて行ってないのかも。
明日は、どんな日がやってくるのかなぁ。
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