1年前
ちょうど一年前の今日は、緊急搬送で虎ノ門病院に入院した日です。
夜明け前から痛みで眠れずに、その日に予定していた検査をキャンセル、と同時に病院へ状況を伝え、そのやりとりをしながら、次第に痛みで動けなくなり、洗面所でうずくまりました。
ただごとではない体の変化に、わが身がもはや自分の力ではどうにもならない現実を目の当たりに、何か絶望の淵で直ぐ側に死が迫っているかのようでした。
ようやく、救急車の手配や搬送など、一連の移動にも、普通の担架で搬送が難しく、ガバっと体をケースのような特別の担架にはめ込むように入り、移動。痛さでいちいちうめき、待ってもらいながら、救急隊の皆様の大変手厚い対応に今思い出しても涙がでます。
お名前聞いておけば良かった、
今まで親の死に接する時や、自分の2度の手術など医療と関わる緊急性を伴う事態に遭遇したことはありましたが、そんな命に関わる仕事、人命救助を主として日々向き合われる仕事に従事される方々への視線を、この時を境に私は入院中においてもただひたすらその対応に感動しつつ、深い感謝で一生の思い出、価値観の変化といえる程で、逆にいえば、それまでの生き方を自戒し、命に向き合うきっかけにもなる体験でした。
今日は、1年を振り返り、写真や動画を整理、紛失せぬように保存しました。
クリスマスを迎えるこの季節、私は、毎年1年前の今日の日を思い出すことでしょう。
そして同時に、この1年のドラマを心に刻み、病となった体に寄り添って、これからも時を過ごしていかねばなりません。
今日は、群馬の親しくしている先生から名産の下仁田ネギと椎茸が贈られてきて、お礼に嬉しい記念写真!を送りました。
夜は、その葱をゆでて、これまた北九州で私が慕っている先生から届いた、今、朝ドラで話題の福岡糸島のドレッシングで頂いたら、もうそれはそれは、お二人のお顔と思いやりが染みるように美味しくて、元気に。
私のことを気にかけて下さる♥皆様との交流が、外出できない身の上においても、有難いです。
病になって、良かった、と思う、新しい自分への発見は、皆様の励まし合ってこそ。
本当に、ありがとう。
写真が上手くとれてないけど(^_^;)、美味しかった〜
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