お世話になった先生の追悼の会
今から7.8年前に、いやもしかしたら10年ぐらいになるのかもだけど、一時期引退を考えていた私は、東京で好きなことで過ごしていこうかと、当時仕事で伴奏した合唱に興味がわいて、歌う方に回って学んでみたいなーと、あちこち合唱団の体験やら見学を行い、最終的にエレクトーン関係のおともだちの先生のつてで、銀座店jetのサテンドールという合唱団に入れてもらいました。
そこでは、ベテランの先生方ばかりで、クラシックはもちろんですが、ポピュラーからジャズ、さすが長年音楽で生きてきた皆様は実力が違うわけで、ちょ、ちょ、っと、グレードの高さに、ありゃ私はついていけるかなー????
皆様、元気溢れる方ばかりで、私の主催するコンサートにもご参加くださったソプラノの方や、その伴奏の方もクラシックにもジャズにも両刀使いの勢いで素晴らしく、皆様私よりちょっとだけお姉さまでしたから、ベテランになったら、私もこういう生き方をしたいなぁとずいぶん憧れました。
そんな中で、当時湯島で音楽活動をしていたわけですが、実家の父が亡くなり、主人の母が高齢となり、主人が体調を崩しと、私も大変バタバタした生活で湯島を撤退しつつも、活動は継続、その合唱団で月に二回ご一緒させていただく楽しみの日々を1年ぐらいでしょうか、でも、正直実力の差は歴然で皆様にご迷惑をかけつつ、イザ、ステージとなると、ほら!私は、音楽オタクだけど、人前での演奏はちょっと・・・自分の作品だから弾いてきましたが、演奏家のポリシーとか、マインドというものは、備わっておりませんため、応援する側が得意なわけで(;^_^A 結局義母の心配やら忙しくなったことをきっかけにやめることになりました。
その時に、いろいろとアドバイスして下さったり、長い人生なのだから、焦ることはないし、今やめてもまたできる時に楽しめばいいのだとか、義母のことや主人のことなども大事だけど、自分が笑顔でいなくては、体に気をつけなさいとか、好奇心が人生大事だとか・・・チラッチラッとでしたけど、すでに親も他界し、周りに気を許す存在がない中で、すべてを見越したかのようにとても良いアドバイスをいつもお声かけてくださる先生がいらっしゃいました。
既にその当時80代でいらっしゃいましたが、海外にご家族がいたこともあり、私から見たら、なんとお元気♥な印象がありました。
直接じっくりと会話をするというほどではなかったのですが、LINEをいただいたり、ちょっとしたやり取りの中には、いつも優しさがあふれて、当時の私を何より励ましてくださる年長の方のゆとりある対応が、心にしみたものでした。
その大澤玲子先生が、少し前にお亡くなりになられたとの訃報が入り、こんな体のワタクシ、その追悼の会が模様されるとのことで、伺えず残念です。ちょっとしたミニコンサートのプログラムがネットでアップされておりまして、あの頃のことを思い出したのです。
人生にかかわるいろんな方々との出会いと別れ・・・・
何だか、最近、いろいろと思いだしたり・・・夢を見たり。
良い方との思い出、感謝です💛 大澤先生、安らかにお眠りください。
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