スカルラッティとチェンバロで
大好きにハマるバロック、バッハに始まり、ヘンデル、コレルリ、やたら夜中に音楽鑑賞しながら、最近はスカルラッティをきいています。
ソナタと言われる500曲もの作品、ピアノできくのではなく、チェンバロで聞くと、よりその作品の持ち味が伝わってきて、なれたピアノの音ならば、分析しながらつい学びの方向になってしまうところが、元来チェンバロで作られた曲は、チェンバロで聴けば、それはもう、面白いほどスカルラッティのやろうとした音楽が伝わり、やや、曲芸じみた音の動きにかんじた作品も、ひやぁ〜チェンバロの魅力の虜になって、ついわが家のアバングランド、チェンバロでひいてみたソナタ1番♥
スカルラッティは、亡くなる10年ぐらい前から一気にこのソナタ500曲を書いたらしく、鍵盤が自分らしさであったのでしょうね、きっと。わかるわ〜(^_^;)、
来月のセミナーにむけて、またバッハの「羊は安らかに草を食み」とか、管弦楽組曲から「バディネリ」を取り上げて書こうと思っているのですが、スカルラッティを聴いたら、私もエレクトーンのためのソロアレンジが書きたくなってきました。
でも、果たして私の作ったものを①いいなとおもったり、②弾いてみたいとおもったり、③楽譜見てみたいとおもったり、④生徒さんに教えてみたいとおもったり、⑤アンサンブルしてみたいとおもったり、するものなのかと、そんなことを考えると、制作なんかやってられないわけで、売れるものをさあ、今すぐ!みたいな感覚はワタクシにもわかりますが、やはり書きたいものを書いていきたい、これからは、特にそうなることでしょう。
バディネリって、小さい頃、確か中学生だったとおもいますが、私には惹きつけられる曲だったのに、その魅力が何なのか分からぬまま、弾き上げる、完成に至らなかった曲でした。
年を取り、またこの曲をやってみたいと、何故思ったのかも分からなかったけど、バディネリという意味を知って、はは〜ん!ワタクシ〜大人になったのだわねって爆笑 65歳だぞ!
バディネリ=冗談
ちょっと笑いを誘うようなことを自ら発するようなイメージでこの曲を捉えたら、すっごく楽しいのね(^o^)
スカルラッティみたいに、死ぬ前にやりたいこと、やろ〜っと。
エレクトーンで楽しむバロック、まだまだ続きます✌️❤️
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