抗がん剤投与へ

雨の金曜日、14回目の抗がん剤投与へ、主人がまた付き添ってくれまして、虎の門病院へ。いつものルートで慣れたもの。

雨の日のバスは混んでいて、やっとの思いで乗り込み、無事に千代田線、日比谷線乗り継いでいつものルート、いつもの景色。幾分歩くスピードが速くなってきましたよ〜(*^^*)

診察で前回のCTの検査の結果が出て、心配していた骨転移の広がりも全く心配なく、あちこちの癌の成長が見られずとの報告で、何よりホッとしました。

痛みのことや、薬のこと、先生に最近の様子を報告しながら、心配に思うことなど相談、お尋ねしました。

専門的な抗がん剤についても、私がわかるように凄く丁寧に説明、何度パンフを読んでもわかったような？わからないみたいな、、、そりゃ大学の専門書を紐解くような話なわけですよね、でも、私の先生は、ミサイル攻撃をうけた体の様子を図解説明付きで解説、なんとそのままNHKのＥテレとかで流れてきそうな、それは孫のひなこちゃんも、バアバの癌ってそうなんだな、たからお薬はそんなお薬で敵をやっつけてるのだ！みたいな😁😍、説明を受けて、とても安堵しました。

これって、教える仕事をするワタクシ、いい先生にあたったよん♥とか、つい思ってしまいましたよ！難しいことを、わかりやすくいかにどう伝えるか！プロ中のプロだわ〜素晴らしい〜(*^^*)

私はステージ4で骨転移があり、発見された時が手遅れのような状況で、寝たきり。手術ももう既にできない状態のことが、当初ショックでしたし、これからの生命の不安を抱えながらどうやって毎日を生きていくか、ただそれだけ、無理矢理の作り笑いに前向きなエネルギーの気持ちを自ら奮い立たせつつ、癌のご機嫌ははて？どうなるものやらと、治療を続けてきています。

投与の継続から時々検査を受けてその結果は、自らの体だけど見えない姿に問いかけることで、先生の所見、それによるアドバイスが、心底の1番の頼みの綱、私は今生きている！って、ステージ4の信念に繋がる部分だと思っています。

毎日の痛みのこと、その薬のコントロール、今日は、ナルラピドを１２０錠ぐらい処方していただいたり、先日ちょっとお世話になったことのお礼を申し上げながら、これから一生、この癌と付き合う自分の姿、ストーリーをよいドラマにしていこう、先生と主人に支えてもらう長いお付き合いよ、と、改めて覚悟を決めました。

帰り道、ちょっと奮発して、美味しいお弁当と、秋にちなんだモンブランケーキを買って、ゆっくりお昼を食べたのは4時を回っていました。

テレビから、新総裁の顔が映り、大谷さんチームが勝ってリーグ優勝が決まり、全日本女子ゴルフが始まるのを見て寛いていたら、先日ブルグミュラー作品をご購入下さった福島の先生から、私の体を心配してお花がとどきました。

綺麗なピンク、優しげで気持が穏やかに。

お気にかけてくださるあちこちの皆様に、こころより感謝申し上げます♥また、よい音楽作ろう、よい１日をありがとう。