自作品を振り返りながら
まとまった時間ができたことで、作品紹介をFacebookで行っていますが、探せば探すほどに、懐かしい映像やら録音が見つかります。
コロナ禍で、導入初級のあたりは、無料動画を貼り付けて、随分とたくさんの音楽紹介動画を作りました。
それ以前にはPTNAステップでの映像やら、あちこちの発表会やら、私が開いた音楽会での映像やらと、その時にはわかっていても、長い時間の経過ですっかり忘れているもので、検索で見つけては懐かしく振り返っています。
録音に関しては、別途本格的に音響録音をお願いしたものから、ホームビデオそのままの録音が殆ど、聞きづらいこともあるでしょうが、それよりもなお、弾いている姿で伝えられてくる様子を良しとすることにしましょう。
また、紹介タイトル静止画像のみの動画は、サクッと録音して個人的にお願いしたものもあり、大変お手間をおかけしまして感謝、やっと今にして皆様のお耳に届けられることが広がっていくかの気分です。
作品を聞きながら、、、
自分の生涯を振り返るかのようです。
時々思い出したように、乳癌の痛みを覚えて、この人生のどこで、どのあたりで乳癌が私の体に入ってきて、どの作品あたりから聴いていたのかしら?などと考えてしまいます。
好きなことではあっても、制作の苦労、生みの苦しみ、演奏のハードルを熟しながら、それがじわじわと育っていったのかも。いや、それよりもっと、そこを含む時間の中でのストレスが、、、と、童画をみつめ、聞きながら、過去を振り返りました。
これからは、我慢したりせず、流されたりせず、嫌なことは嫌といえる自分になりたい。
誰かのために寄り添うことと、自らの意思を曲げることとは違うから。
新しいこれから、、、
癌とともに上手く生きていく私の未来の音楽も、新しくなっていくのだと。
写真は2018,新幹線車中のワタクシ、神戸を担当するようになった頃。ちょっと以前のようには戻れない現実と、コロナ禍を経た現実の中で、これからの自分を見つめています。
あちこちのjetの皆様、応援のメッセージや、ご連絡を有難うございました。
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