コンチェルト指導のためのエレクトーン伴奏講座
昨日の神戸コンチェルト研究会、コンチェルト普及のための作品紹介で、発表会レパートリー初級のつもりで11曲を用意していきましたが、実はエレクトーン伴奏法をしっかりマスターしてほしいとの思いが強くなり、偶数系拍子の伴奏についてじっくりお話しました。
そもそも、伴奏って何?
和声と拍子がポイント。
バロックでは数字譜が伴奏には付き物で、少しだけご紹介しながら、伴奏の役割をしっかりおさえた編曲の重要性をお話しエレクトーンで伴奏するとなると、ピアノ伴奏とどう違う効果が出るのか?
また、何と言ってもピアノ&エレクトーンで合わせた場合、メインとなるピアノを支えるエレクトーンの役割を考えていかねばなリません。
そんな今更のレクチャーも、神戸ではリアルで一からお話するのは初めてのことになりました。
いつも導入から体験レッスンでも使えるベートーヴェンの喜びの歌、同じベートーヴェンのトルコ行進曲では、アサインの効果を活かして派手な生感が生きた伴奏アレンジをご紹介。
和声もしっかりおさえて、ちょうど今jetでやるコード付き一段譜、それから伴奏のみを即興でやる手法も実体験、いわゆるキーボードハーモニーがベースねな伴奏なのです。
古典あたりまでと、ロマンぐらいからは、和声も少し広がりがでてきて、所謂いろいろ、イロモノ(*^^*)コードでいえば、ディミニッシュコードやら、オーギュメントコード、効果的なテンションもありで、わかりやすくコミカルな題材と、行進曲から2曲、フチークと、ラッセルをご紹介してみました。
メロディがあまり動かないような場合、この動きは効果的。
最後に二拍子としての複合拍子である6/8から、ウェーバー人魚の歌のアレンジをご紹介。
何気に選んだ5曲が、かなりピンポイントだった気がしています。
来月は7/23日曜日に、ムジカをおさえているので、コンチェルト伴奏法講座やってみようかと思います。そして、ワルツ系、ブルグミュラー編、ソナチネソナタ編、オペラ編、交響曲編曲、協奏曲編など、毎回回ごとに5曲ぐらいずつやってみたいけど、できるかなぁ?
とっても現実感あふれる感じ(*^^*)伴奏楽器として教育現場で生き残るエレクトーンコンチェルト!ご興味ある先生方、ぜひご参加いただけたら嬉しいです。明日、企画考えてみよう〜
« 強行軍出張おさらい | トップページ | 紫陽花の季節 »
コメント