« 命のエネルギーシャワー | トップページ | 大人のエレクトーン指導オンラインセミナー »

2023年4月27日 (木)

ポリフォニーアレンジ

今日は、麻衣子先生にお願いして、書き下ろしたばかりのイタリアンコンチェルトの合わせ、5/5に向けての練習にお付き合いいただき、アレンジの最終チェックを行いました。

実は、楽譜の校正も、この曲に限らず・・・本当にどんなに穴があくほど見つめて確かめたはずなのに、毎度ありぁ?えっ、噓でしょ泣 みたいなことがあります。人間って、それほど思い込みとか、勘違いとかあるってことですよね。

今回、なんと一小節丸ごと書き忘れ~があったり、和音の抜けとか、三声のところが二声のままで書いて、多分忘れたままになっていたのだと思います。

臨時記号の抜けや、カットなども、ああ勘違いモードよろしく、発見した途端に、もうどっかーんと落ち込むわけです。

そんな作業をしていると、ちゃんと出来上がっているのにかかわらず、もっとこうしたい病が始まって、今日も手直し一つ。でもこういうのは、作り上げたら、気分がよいのでした(#^.^#)

このイタリアンコンチェルトの伴奏部エレクトーンは、私が創作したものなわけですが、アレンジするにあたり、シフさん、グールドさん、リヒテルさん、皆一流ピアニストの方々の演奏をじっくり聞きました。また応援しているピアニストさんの演奏もかなりコンクールか!(^^ゞというぐらい聞かせていただきました。

すると、各人みな解釈が異なり、それに基づいて、細かなアクセントや、スタッカート、フレージングなど全然違うことに気が付きました。それぞれの演奏者が、なぜそこにアクセントが付き、フレーズのつなぎもちがっているのかをよく考えてみることが、深くアナリーゼするのと同様に、各演奏者のテクニックがあってからこそであり、その度にひぇーすごすぎるーーーー!(@_@)と、同じ人間なのに、それぞれの考えでこんなに音楽が違って聞こえてくるのだ!と感動し、心が震えるかのようでした。

個人的な大好きなのは、グールド。私も同様なフレーズの考え方だと思いました。シフは、大変分析力高くとらえた演奏なのではと思うのです。同じフレーズが出現すると、なぜそこに同じフレージング、音の動きをバッハがさせたのかと考えて、より明快にそれを伝えていることが多々見受けられて、かなり勉強になりました。リヒテルに関しては、別の曲でもそうなのですが、とにかくスケールが違うように思います。

そんな演奏をききながら、自分で作った伴奏パートを彼らの演奏に合わせてみるわけです!夢の共演♡ オーディオに合わせて、こうして練習するのも毎度のことで、今回は、5/5にご一緒するSちゃんにお願いして録音していただきましたから、それを聞きながら練習してます。だって、1000キロ離れている共演だもん、少しでもSちゃんの呼吸を感じて合わせていたいと思いますから💕

写真は、シフさん、グールドさん、リヒテルさん、皆巨匠たち! 今もなおお元気なのは、シフさん。
皆様の録音のおかげで、ワタクシごときの学びも深まったというものです、ありがとうございまーす。

偉大な作曲家、バッハに親しむことができて幸せ~

本番前のコンディション、メンタルも次第にそこへと向かっていってまーす。頑張ろう(⋈◍>◡<◍)。✧♡

Andrs_schiff_in_leipzig_2016

Photo_20230428000901

Photo_20230428000902

« 命のエネルギーシャワー | トップページ | 大人のエレクトーン指導オンラインセミナー »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 命のエネルギーシャワー | トップページ | 大人のエレクトーン指導オンラインセミナー »

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ