コンチェルトのためのピアノ指導講座
オンラインアカデミーで、コンチェルトのためのピアノ指導講座、今年から特別講座として、福岡でコンチェルト活動をご一緒する増井以卓先生に行っていただきました。
先生は以前から福岡、小倉、また神戸では動画視聴で皆様と繋がっていただいて、お話は現場に即した実践を丁寧に教えてくださいますので、人気の先生です。
私はエレクトーン指導の現場に必要なスキルをクラシックアンサンブル、コンチェルトとして教室活動で取り組む際に、ピアノ指導も重要であると考えています。
そのテクニック指導スキルをマスターし、生徒に教えねば、エレクトーンテクニックも音楽性も向上せず、生楽器とくらべて、エレクトーンが格落ちるように見えてしまう一番の要因は、演奏をしっかりクオリティあげるエネルギー不足だと思っています。
楽譜を書いてアレンジしたり、レジスト作ったら終わり、弾けたことになる世界の、何か生が抜けている、、、音楽制作もエレクトーン指導の楽しみではもちろんありますが、きれいに弾けなきゃ、人には伝えられないわけで、きれいに弾く伝えることが、どこか欠落〜
ましてや、よく言われて驚くのが、教えても弾けないんです、とか、練習しないから、、、といって、たどたどしい状態でレッスン室の扉をあけてステージへと、イベントに生徒を出すことが第一になり、もしかして諦めてしまっているかのような発言をきくと、弾けるように指導することが、私達の仕事。実際にjetって下手よね〜なんて、口に出して言われて、一緒には思われたくないとか、かなり本当のことすぎると、口惜しい思いをしたことも数限りなくあります。
しかし、その時に、そんなことを真面目に放つ貴方の心も残念よね〜と、思いましたけれど、。よほど、悩まれていたのかも。
あらら、私ってサバサバしてますからぁ。笑
指導法もついついマンネリになってしまい、それ自体に気が付かない指導者は多く、退会の原因にもなります。やはり指導者として本質をついた学びを行うため、自己研鑽研究の機会は重要で、jetとしての組織で取り組みつつ、なかなかピアノには手が回らない部分ではあるのです。
たまたま、私のコンチェルトに大変ご興味をお持ちくださり、その伴奏音楽制作の意図を尊重下さって、今日はモーツァルトのk545-1 1楽章を題材に、そのピアノパートの演奏のためのポイント、様々な運指による演奏法、効果的なメトロノーム活用法、原曲分析とオケパートエレクトーンとのコンビネーション、等、気さくな先生のお話には、今まで楽譜として目にしていても、ただ弾いていた、気が付かなかった要素を的確に教えてくださいました。
それは、指導の現場をよくご存知であるからこその、生徒がつまづく、指導者が逃げてしまう部分をクリアに高い演奏に結びつける指導テクニックでもありました。
誰かが、というか、私に増井先生をご紹介下さった方が、増井先生の発表会、生徒さんたちが皆楽しそうに笑顔で、自分の弾いている曲を自分のものとして嬉しそうにニコニコひいているんですよ〜と。
人気の教室の秘密は、出来ないことを出来るようにしてやる指導の冷静な分析と、そのプログラム構築ノウハウを日々先生は、その子にあわせてお考えになられ、子供の目線や感覚を忘れずに与えていらっしゃるのではと思った次第〜(*^^*)本日も、じっくり中身の詰まった学びを、私も共有致しました。
増井先生有難うございました。そして、講座の皆様、ご参加有難うございました。
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