ヌーベルバーグコンチェルト
クリスマスイブの夜、知り合いのピアニストさんの出演されるコンサートを聞きに第一生命ホールに出かけてきました。
いわゆる参加型コンサートであることには間違いないけれど、プログラムは生オケ伴奏でピアコンに、声楽、作曲作品といろいろなクラシックのスタイルが聞けて、それぞれの目指す音楽のご披露くださり、なかなか楽しめるステージでした。
この一年半ぐらい、中原達彦先生のピアノと管弦楽のためのバラードを演奏した杉山麻衣子さんのご依頼で、実はこの曲のオケパート伴奏をお相手しています。
昨年からお付き合いがはじまり、今日はその原曲オーケストラを聞かせていただける大切な学びの時間でもあり、一番の注目で聞き入りました。
実際の生楽器の響き、迫力、サウンドのコントラストは、エレクトーンにはない世界で引き込まれつつ、やはりそれぞれのよさも感じました。
それは、私がエレクトーンというオーケストラの音を出すことに楽しみを見出しているからであり、わさわさと大勢のエネルギーをまとめた役割と、ととのえた伴奏パートをオーケストラの音を乗せたエレクトーン音楽といった違いではないかと思います。
代用品としてのエレクトーンではない姿を探していかねばならないなと感じた夜でした。
他の皆様の演奏では、ヘンデルの作品が大変興味深くそのオーケストラに聴き入りながらスコアが見たくなりました。
最後のサンサーンスのサムソンとデリラの有名なアリアに、感動の涙、流石のメゾ・ソプラノ、もっと聞きたかったなあ💕そして、この曲のオーケストラ伴奏、サンサーンスの書法にも興味大でした。
ヌーベルバーグコンチェルト、明日もあるとか、、、。
第一生命ホールのような素晴らしいホールでの経験、なかなか出来ないことであり、自分磨きの挑戦にもなることかと、ついプロデュースの観点でこのコンサートを眺めてしまいました。
クリスマスイブに天から与えられたプレゼント💕になりました。有難う御座いました。
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