王子ホールへ
三連休中日、銀座王子ホールへ武内朋子さんのソプラノで、フォーレ、ドビッシー、ショーソン、そして私は初めてのレイナルド アーンを聞いてきました。
実は一昨年も伺って2回目、前回よりもグッとより楽しませてくださるフランス歌曲、フランス語には詳しくないけれど、彼女の音楽表現で歌詞がわかるような気にさせてくれる程引き込まれて聞き入りました。
声が前回よりもぐっと潤いあり、艶があり、輝いていて素敵♥ついつい、オペラ好みのワタクシですが、歌曲もいいですねぇ〜うっとりします。
また、支えるピアノ伴奏は安田裕樹さんで、こちらも素晴らしく、伴奏演奏が引き立ち、アンコール最後の愛の讃歌においても、サラリとドラマを作る、おそらく即興性帯びていても品格落とさず、こういう演奏を聞いていると、品性とは謙虚さ何物でもないと確信します。
初めて聞いたレイナルド アーン、伴奏の作りがポピュラー音楽、映画音楽にも聞こえてきて、わかりやすく興味深く引き込まれました。楽譜をみてみたいなぁ。
また、カルテットを加えた楽曲が最後にあり、新鮮なプログラムでした。ソプラノ、ピアノ、弦のサウンドの作り、なかなか面白く、ついいつもやっているピアノとエレクトーンで伴奏するバリトンさんのスタイルを思い出しました。
銀座は大変な人手で、コロナ禍から抜けた勢いで肌寒い小雨も深まりゆく秋に楽しむフランスの香り〜
今も耳に残るあの素敵な声、そしてハープのようなしなやかなピアノ、またまた音楽で癒された一日、武内様安田様、有難うございました。
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