編曲許諾がおりました。楽譜にします「ひまわり」
かねてから、アレンジして楽譜にして、お伝えしたいと思っていたヘンリーマンシーニの「ひまわり」を管轄のソニーから許諾をおろしていただきました。
嬉しくて嬉しくて・・・15分ぐらい、おいおい泣きました。
こちらをお読みになって、何を言ってんの?と思われるでしょうが、表現者として、表現したいものを著作権とか、管理の関係で、ダメと言われてしまったら、それまでなのです。これも当たり前の感覚なのでしょうけれど、いい音楽、奏でたいと思う気持ちに、区役所とは言いませんが、法律のように、これまた著作者を守るための決まり事なわけですから、私自身ももし、自分の著作物が勝手にいろいろとやられたら、腹が立つ気持ちはわかりますので、このハードルはとても大事にせねばならないと理解しています。
だからこそ、もしアウトだと、その楽曲とはご縁がなかったのだろうと思うことにしています。
ずーーーっと前に、シベリウスの楽曲を、まだ著作権が切れていない時期で、編曲をご依頼されていた方が、やらねばならない手続きが後手になってしまい、嫌な思いをしたことがありました。あの時ほど泣きたいような、怒りたいような残念な気持ちになったことはありません。
そんなこともあって、私は制作にクラシックを選び、害がない方向へと進むにつれ、ますますクラシック志向がさらに加速化していったのかもしれません。
さすがに、年をとったからかもしれないけれど、最近は、少し前の映画音楽とかを、きれいにエレクトーンでアレンジしてみたいのです。
癒しのエレクトーンサウンドよね!
「ひまわり」の使用許可が降りて、いろんな形でお伝えできるようにしたいと思います。
で、一番お世話になっているピアスコアから発売しようと思っているのに、その旨が抜けたーあほなワタクシ。
ピアスコアさんが、許諾申請のことなども教えて下さったのに、全くもって申し訳なく、ごめんなさい。
速攻ご指示のように対応、動きは早い方がいいに越したことないですもの。
もう一度きちんとお尋ねしなくちゃ。
それからそれから・・・きょうは、人生が広がるようなことがもう一つ、いやもう二つもあったかな。
講座仕様の初め出て合うコンチェルトの楽譜が、できてきました。
いざ形になると、一応講座対応とはいえ商品化するわけですので、超細かな作業があって、またまたこちらもハードルがありました。
一つずつ少しずつ、たぶん、やった方でないと解らないことで、今こうして完成した楽譜を眺めるだけで、涙が出るほどです。
近くにいる家族や、友人たち、手間がかかること良くやるよねーと、励ましとか慰めか(^^ゞ
それほど大変な作業だと自分でも思います。
そんな中に、朝、「松丸先生のアレンジって、ものすごく好きなんです!」
って、ラインをいただいて、いろいろと楽譜や作品についてのお話をお聞きしたら、
あの可愛い表紙も、初めて出会うコンチェルトそのものであったことを知らされて、ミュッセに早速ご連絡。
すぐに対応していただいて、なんとか以前の楽譜をお求めの方には、今後は自力で作成できるかもしれないと思いました。
いろんな方々が、私を支えて下さって、ここまで至っていることに心から感謝して、
もっと良いものを作っていきたいと思いました。
様々な状況でご縁が薄くなっている方、いろいろと残念でもありますが、またいつかきっと何かの風が吹いたら、お目にかかれることがあることかと、その時のために、皆様どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
それから、楽譜がお入り用の方は、少しだけ余分に作成しておりますので、どうぞご連絡ください。
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