トリオコンサートへ
午後から練馬大泉学園ゆめりあホールまで、バイオリン、フルート、ピアノのトリオコンサートに出かけてきました。
午前中からのスケジュールが押してしまい、最初の2曲目あたりで到着、ピアノ3曲目ショパンからお聞きしました。
今日はナビゲーターが登場し、各曲を解説、特に作曲家についてのエピソードを興味深く聞いて演奏をお聞きするスタイルで、大変解りやすく楽しめる音楽会!
プログラムは初めて耳にする作曲家、ヘンリク ヴィエニャフスキとか、これが一曲めで、聞き逃してしまいました(泣)安田さん、ごめんなさい。
2曲目ピアノと、後半のバイオリンでフィリップ ゴーベール、こちらは名前だけ聞いたことありましたが、じっくり聞いたのは今日が初めて。新鮮で、面白くきかせていただきました。
ピアノでは、ショパンのノクターン13番とマズルカヘ短調どちらも、すっかりショパンに精通の安田さんが、まるで言葉を自由に語るような演奏、気持ちも自然に聞き入ることができて、楽しめました。
一部最後に、ニノ ロータの、フルートとヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲があり、ニノロータって、あのアランドロン主演の「太陽がいっぱい」映画音楽テーマを作曲者じゃないかと、ひたすらプログラム手にとってびっくり!そして期待を膨らませて、じっくり聞き入って、とってもよい作品!ひたすら、心の中でへぇ〜ボタンを押しまくってしまいました。
で、フルートもヴァイオリンの彼女たち、なかなか上手い!
そんなことを考えて、ニノロータって、凄かったのだな。と、納得!ポピュラーで活躍される作曲家は、クラシック作品もしっかりした足跡があるものですよね。
休憩〜
後半はワタクシが、だぁ〜い好き好き♥なプーランクのフルートソナタがあり、もう嬉しくって、ルンルン(^o^)素敵な至福のひとときでした。
この曲、素晴らしいと思っており、冒頭のフレーズが耳にのこります。娘が中学生の時に習っていたフルート、その関係でフルートのコンサートに出かけるようになり、初めてこの曲を知った時の衝撃たるや大変なものがありました。当然譜面をゲットしプーランク研究(^o^)フルート自体がよくわかっていませんので、へぇボタンレベルの理解しか得られていませんが、音使い、フレーズの回し方が、フルートという楽器をとてもよく捉えた音楽だと思います。
さて、バイオリンでは、クライスラーの「序奏とアレグロ」この曲もなかなか良かった!そしてヴァイオリンの彼女の思いの詰まった情熱的な演奏に魅了されました。
最後のプログラム、ゴーベールの曲も、意味有りげなフレーズの絡みが、伴奏のピアノとは言えないバイオリンとフルートがピアノを支えて、フレーズが伴奏に聞こえ取り扱われて作曲されていたり、作品に引き込まれました。
アンコールは、ニュー・シネマ・パラダイス!トリオの3人の息のあった演奏に不覚にも涙!
全曲、アンサンブルとしての安田さんのピアノ伴奏というか、支えが光り、7月のソロリサイタルで信念のショパンを聞かせていただいたわけですが、今日はまた、ソロだけでなく、寄り添い引き立て、作品の価値を深く理解した土台ピアノは、フルートとヴァイオリンを輝かせてておられ、ご自身もそのこと自体を大いに楽しんでいらして、素晴らしかったです!
長年の経験と、おそらくナビゲーターさんや支えるスタッフさんたちのコミュニケーションがとてもよく、のびのびと奏でていらっしゃる、活動を楽しんている姿で、皆様に爽やかに伝わってきました。
文化庁支援事業、プレリュードのお名前で企画運営、これからも素敵な音楽会を開いてくださいね。
素敵な音楽を聞いて、すっかり元気をいただいて満ち足りた気分(^o^)有難うございました。
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