都心の散歩
昨日久しぶりに主人と散歩を兼ねて、あちこちホールの下見に出かけてきました。
いつもならば、銀座・・・といきたいところですが、少し緑があって、ちょっと昔ながらの江戸風情がどこかしらに感じられる、そんな場所は、皇居から半蔵門、永田町、紀尾井町~
このあたり、主人は今も少しボランティアですけれど関わっていることで、月に3.4回は訪れており、庭のように、あれこれよく知っていて、ナビゲーターのようで連れてきてよかったー(#^.^#)
私が昔ブライダルプレーヤーをやっていた時に、よく言った赤坂プリンス、今もあの素敵な館は健在でした。
また、jetでアレンジコンペで東京地区としての審査会があったところが、都市センターホールで、今は建て替えられて、ホール機能はないようですが、自分の作った音楽を認められた第一歩、あの感動を思い出す場所~平河町。そういえば、朗読劇の音楽を担当するきっかけとなった出会いが、この都市センターホテルの地下の中華料理店でした。
紀尾井町は、かの有名な紀尾井ホールがあり、オンドマルトノのコンサートに出かけましたら、たまたま座ったお席の回りがすごすぎました。武満徹さんをはじめとした日本を代表する作曲家の方々が、ずらりと並んでいらっしゃる後ろの列に5歳の娘と鑑賞。
確かに不思議な音で、演奏曲には現代音楽があり、
娘・・・「ママ、これ変だよー怖いよー」ママは真っ青~「静かにきこうね」
「ママぁ、おうちに帰ろうよー」と、しくしく泣きだしたことがあります。
聖徳学園の教授、水木玲子先生が、あらあらおねむかしらねーと声をかけてくださいました。
今では、我が家に語り継がれる笑い話ですが、凄い思い出があるホール・・・
そんな紀尾井町に、とてもよいホールをご紹介されて、出かけてまいりました。
アシュケナージが演奏したというスタンウェイが常設され、こじんまりとしていますが、とても雰囲気がよく、気に入りました!
ここでいろいろとできたらよいです。本格的なピアコンや、サロン的なクラシックを楽しむのによさそう!
設えもお洒落で、それでいて押し付けるような感じがなく、フレンチの上品な感じがありました。
健やかな風が流れて、多分ピアニシモも、フォルテシモも、豊かに表現できそうな気持になりました。
あまりにスタンフェイが凄すぎますので、果たしてエレクトーン、いやここでは敢えて電子オルガンと呼びたくなりますが、自分の耳の力でアンサンブルする良い経験を積むことになり、その上での作品を、また更に成長させるかのように、少し広いヤマハホールのようなところへとつなぐことができるかもしれません。
最近、とある方に、私は演奏家ではないし・・・と話したら、じゃなんなのよ?
自分の作品を、演奏家に弾いてとお願いすればいいでしょ・・・って、簡単に言ってくれますわー(笑)
そう、自分の作編曲は、しっかり自分で伝えられるうちには、自分が伝えなくちゃ~(#^.^#)と考えると、演奏のスキルをしっかりアップさせなくてはなりませんよね。
少し前に大好きな演奏家の方に、私のコンサートのゲストをお願いしたことがあるのですが、コロナでやむなくキャンセルせざるを得ず、それから頼みづらくなってしまってます。本当につらいです。
運命は、どうも、そっちの方に・・・動いています。
シューマンや、ガーシュインや、リストに、ショパンに、ラヴェルに、ベートーベン、プロコに、そうだ最近ご無沙汰している先生の作品も、ご希望の先生とここでやれるかも💛・・・
そう思ったら、ちょっと応援して下さって、いつも支えて下さるピアノ系の先生たちにもよいお知らせとなれそう
私とコンチェルトしたいと思ってくださる本格的なピアノの方々とここならば、素敵に奏でられるのではと思います。
やりたいものはいーーーっぱいあり、エレクトーン一台でできるクラシックサロンでのピアコンを頑張ってみようかなぁ。
そろそろ自分のやりたいことをやるべき時期が来たと思ってもよいと感じるこの頃・・・
大ホールでガーンと奏でたいピアコンは、そりぁ生オケがいいに決まってます。でもエレクトーン、いや電子オルガンの有能さで、身近にそんな素敵な曲を手軽に楽しめるようなスタイルが、私らしいのではと思います。
暑い午後に、そんな我儘のような夢を新しく持った喜びが沸き上がってきたのでした。
たぶん、・・・場所のご縁が背中を押してくれてるかも(#^.^#)
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