実家のお墓のこと
コロなでなかなかお墓参りにも帰れておらず、またいつもお願いしている業者さんに、お墓の清掃をお願いしようとしていたところに、叔父から電話があり、お墓の整備をするとのこと。
いろいろな事情があり、私も叔父も、故郷を離れた中で、実家の両親が守ってきた先祖代々のお墓。
思い出もいっぱいありますし、それなりの誇りが私も叔父にもあって、いろいろと悩みつつ、結局叔父の提案で進めることに致しました。
11基あるお墓を、1基にまとめ、広い敷地を整備、私の両親のお墓は、今まで通りでそこにおいておくことにしました。
いろんな先の心配しても仕方なく、婚家である主人の方に、よほど両親の遺骨を移そうかなどと、話も出てそれなりに実現に向かっていたわけですが、今は亡き両親の思いを受け継ぎ、やはり島津のお墓で眠っていてもらい、高齢の叔父もそこでみんなで仲良く静かに眠りたいと思っていると思います。
考えれば考えるほど、ああだこうだと心配になってしまいましたが、シンプルに叔父の申し出に感謝して、両親の代の時に話していた、お墓の今後をどうするか、その日が訪れたことを実感しています。
きっと、同年代のみんなが乗り越えるべきことなのかもしれません。
いろんな姿があると思うけれど、自分のルーツに思いをはせて、今ここにいる幸せは、みんな命をつないできたことの結果ですもの。
私も、私なりにつないでいこうと思います。
ふるさとを見下ろす霧島、高千穂の峰です。
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