直伝! 感謝(#^.^#)
様々なクラシック曲をアレンジするにあたり、これってモーツァルトは、どうしたかったのかなぁ?とか、
またコピペみたいなことして、曲の長さを稼いだでしょ(笑)とか、
モーツァルトやベートーベン、ラフマニノフ、チャイコフスキー・・・・
お歴々の作曲家の皆様が、いまご健在であれば
もしかしたら、コンサートで、セミナーで、レッスンで(笑)と、実際にその方ご自身の表現を体験して
納得した学びで、私もアレンジしたい!!!!と、強く思います。
まるでミステリーの探偵になった気分で、モーツァルトの頭の中で流れた音楽を再現したくて、
せっせと紐解いては、感動してため息、おなか一杯の満足感であっても、
本当のところはわかりません。
有名どころの名盤といわれるクララハスキルのピアノに心打たれ、指揮棒振りながらのアシュケナージもわかりやすく、
聞いては、その音楽の作り方、モーツァルトの音楽の心を感じて新たな発見などあると
少しでも近づいてみたいと思うわけです。
今年は、春に、ネットでのお問い合わせをいただき、
作曲家 中原達彦氏の作品をコンチェルト演奏するための、練習合わせのためにと編曲を依頼されました。
もちろん、その後に彼女のピアノと合わせて
コンチェルトを奏でることへと動くことになり、
少しずつでしたが、レンタルしていただいたオーケストラスコアと、二台ピアノ版楽譜、録音音源を参考に
夏からこの数か月、ずっと中原達彦氏の「バラード~ピアノと管弦楽のための~」に取り組み、
ようやく楽譜も、音楽も何とか形となって、先週から作曲の中原先生ご自身に見ていただいています。
電子オルガンの楽器の特性をあれこれ言い訳というわけではないのですが(;^_^A
ご説明しながら、先生はご自身の音楽を教えて下さいました。
直伝!だし! やったー!(*^▽^*)
アレンジしながら、いやもっと、ピアノパート自体を入力しながら、
どんな音楽なのかと、ひとつひとつ確かめて、ひとつひとつに新たな感動を覚えては立ち止まり、
とりあえずまとめたオケスコアからの3段譜を、じっくりとご覧くださって
エレクトーンならではのサウンドにも、ご理解をいただいたうえでのサウンドづくり!
大変勉強になりました。
これまで電子オルガンだからこそといえばそれはそれで意義はありますが、
どこか生楽器の物まねにすぎないクラシックアンサンブルアレンジに、
残念な思いやら、これがこのスタイルと誇りに思っていいものかどうか、
決して臆していたわけではないけれど、そりゃ、生のオケがいいに決まっているでしょ、という
諦めではないけれど、開き直りのような、それこそがエレクトーンらしさ?なのかと。
でも、今回、作曲された中原先生ご自身の音楽の作りの中で
エレクトーンができる可能性を、いろいろと試していくことで
私の中では、新たなサウンドが生まれた気がいたします。
それはオケのスコアから3段におさめるアレンジ手法の学びであり、
今までもやっと感じて避けてきた低音の音域や、サウンドバランスを修正することになり
一台のオーケストラとして、まだまだ楽譜表記の形にとらわれていた感があり
耳を使って、空気を感じて、音楽に心を合わせて・・・と、
これって、今までも心掛けていたことではあったけれど(;^_^A
先生ご自身の言葉を放っていく音楽を作っていく実感がありました。
もう、楽しいのなんの!ったら、ありませんよ~
的確なご指摘を、ひとつひとつ直して、私はアレンジして音も作ってみようと思います。
中原先生、これからもご指導していただけますように。
そして、こんなご縁ができたこと、とても嬉しいです。
最近、ずっと、考えていたことから、ひとつ前に進んだ気分になりました。
私に足りないものを、ストレートに教えて下さって、どんなに力が湧いてきたことでしょう。
音楽の世界がまたまた広がっていくかのようです。
どうぞよろしくお願いいたします。
こちらの作品は、1/23の新作講座で、杉山真衣子さんのピアノでご披露いたします。
ご参加くださる皆様、中原達彦「バラード~ピアノと管弦楽のための~」をぜひご注目ください。
写真は、近所の公園お散歩
最後の秋を楽しむかのように、落ち葉の中を歩くと、かさかさと嬉しい音・・・
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