アンサンブルでの学び
今日は久しぶりにムジカで個人レッスンと、コンチェルトのあわせを行いました。
個人レッスンは、シニアのお二人がそれぞれに楽しんでいただけるレッスンをと、
クリスマスシーズンによさそうな曲をいろいろとご用意して
軽くアンサンブル。
クラシックのお好きなマダムには、モーツァルトの「そりすべり」
ポピュラーのお好きなマダムには、「クリスマスソングメドレー」
お二人とも長いお付き合いです。
せっかく私のレッスンにいらしてくださるのですから、彼女たちにふさわしい
オリジナルなことをご提供してあげることにしています。
その後に、来月の講座のためのあわせにいらしてくださったお二人。
ベートーベンと、ショパンのそれぞれピアコンを合わせていただき、
久しぶりに華やかで壮大なサウンドがムジカに流れました。
一台ずつのコンチェルトは、アンサンブルとしてわかりやすい分、荒も目立ちます。
新作講座で演奏していただくためにも、
銀座の再演ともいえる作品を
また頑張ってくださっています!
ありがとうございます(#^.^#)
弾きにくいところは、そのまま合わないところとなり、その原因は何かを
楽譜の中に求め、フレーズや呼吸、つまりは指揮をした時にどうなるのか、
強拍と弱拍、拍節間など、お互いの演奏を聴きながら、合わせるために
何が足りないのかを、ピックアップしてじっくり検討
そんな繰り返しは、そのままベートーベンやショパンをより感じることになりました。
またベートーベンに関しては、曲のサイズダウンを行いましたので
全体の楽曲構成配分にも、合わせてみてどうなるのかを悟る必要があり
たまたまマダムもいて下さって、冷静にお聞きいただく方がいらっしゃいましたので
ちょっとお力をいただきました。ご協力感謝です(*^▽^*)
やればやるほど、私は自分の未熟さに泣きたくなることがあるのですが、
一つずつクリアにすることを、彼女たちが寄り添ってついてきてくださって
ともに作り上げていくことが、楽しみであり
生きる励みにもなって、60歳を超えたあたりから実感する
体力の衰えとは反比例した経験値の高さで
今まで見えなかったものが見えるようにもなりました。
そんな中で、どうやって生きていことと思うことがあります。
いつまで頑張っていけるかな。
静かに暮らしていこうかなとか・・・
でも、放った責任や大した仕事しているわけではありませんが
そうそう簡単に私利私欲で動くべきではないことも、よくわかっています。
そんな時にコンチェルトでご一緒する方々も、
それぞれに人生を歩まれていらっしゃり
かつて自分が歩いてきた足跡を眺めるかのようなその若い機動力や、
豊かな人生経験の上に放たれるその方なりの生き方で教わることも多く
人との関わりの刺激が、いかに自分を作り上げているかということなのです。
だから、今できることを、自分の体に相談しながら
精一杯やっていこうかなと思えるのは、アンサンブルしながら
皆様のエネルギーを感じて励ましていただくかのように
生きているのではと思います。
来春生まれる新しい命、
娘のおなかの赤ちゃんを撮影した動画を見たら、すっかり大きくなっていて
顔だちもはっきり見えました。もう凄すぎます!
ばあばの仕事も増えて、忙しくなります(*^-^*)
みなさまどうぞ、そんな中でもよろしくお付き合いくださいね。

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