2つのメヌエットアップ
バッハのメヌエットとしてよく知られたト長調とト短調のメヌエットを、今日は2曲YOUTUBEにアップしました。
ト長調のメヌエットはこちら
ト短調のメヌエットはこちら
近年の音楽研究で、実はアンナマグタレーナのためのクラヴィーア小品集にバッハが収めたことは確かですが、作曲はベツォールトという方だということがわかりました。
ベツォールトさんは、こんな方らしいです。ネットで検索した画像ですが、なかなか~ちょっと知り合いに似た方がいらっしゃって、ややっ!と思ってしまいました。(笑)
ピアノを習い始めて取り組むバロック音楽として、この二曲は大変よく知られていますので、以前からアップしたいと思っていた作品です。ト長調については、初めて出会うコンチェルトを書き始めた2008年ぐらいに制作したものを今回自分で録音してみました。また、ト短調のほうは、書き下ろしで出来立てほやほやです。
バロックの鍵盤=クラヴィーア音楽は、まだピアノが発達していない時代の鍵盤音楽ですので、チェンバロとか、クラヴィコートとかのことで、バッハは、ピアノで弾いてもらうことは考えていなかったのではと思います。ましてやこれを合奏スタイルで様々な楽器の音が出る電子オルガンで伴奏などど想像もしていなかったでしょうが、新たな視点で、時代の流れに即して楽しむスタイルで自分の作品に向き合ってくれるのは、作曲者としては大変うれしいことなのではと思います。
ちなみに、高校生の時にはまっていたディープパープルのキーボード、ジョンロードも、ギタリストのリッチーブラックモアも、バッハの影響を受けていたから、彼らの音楽、特にハイウェイスターを演ったとき、これってこれって・・・バッハじゃん!と思って、せっせと耳コピーしたこと懐かしく思い出します。
また、いまオンラインセミナーで第三週の和声のクラス、バス課題実習を本格的に取り組めるようになってきたわけですが、まさしくこの和声の力がそのままこの曲の音楽分析へと役立つものであり、伴奏アレンジしながら、ここに出てきた!根音省略の属七!と、早速使ってしまいました。
先日ふと読んでいた本の中に、孔子の言葉で、こんなのがありました。
「これを知るものは、これを好むものに如かず。これを好むものはこれを楽しむものに如かず。」
仕事でも、趣味でもそれぞれ楽しみを感じている人が、一番だというくだりがあって、私もまったく同感!
教えること、即ち学ぶことであり、今日は慣れない録音作業にも、少しずつ慣れて一人でできるようになってきました。
関わる先生方の役に立つ作品作り、この二曲ができたこと、アップすることで、ちょっとだけ達成感も感じました。来週のオンラインセミナー作編曲クラスの資料としても、こちらを使います。ご参加の先生方どうぞお聴き下さい。
コロナ感染ますます拡大のニュースばかりで、人類の危機のような場面に遭遇している気分ですが、前向きに頑張っていきたいです。
楽譜やエレクトーンデータをお求めの方々、もうしばらくお待ちくださいね。作品集にした見たいと思います。
今日もお読みくださってありがとうございました。
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