ピアコンとエレクトーン
銀座のためのエンジンがかかり、毎日、ベートーベン、ショパンをスコアを眺めながら、エレクトーン一台の伴奏アレンジを手直し、弾きやすさ、鳴りのよさ、楽譜表記による表現をあれこれ悩みながら、少しずつよりよい作品にと、演奏も絡めて頑張っています。
大作曲家のピアノコンチェルト、1楽章は原曲ならば20分ぐらいのものはザラで、生オケで楽しむにはもちろ原曲です!
しかし、エレクトーン一台の伴奏で、いや、コンチェルトとしてより、ステージではピアノとエレクトーンのアンサンブルに見えるスタイルだと、飽きます。残念ながら、生のオーケストラの表現力に近づいても本物にはなれませんが、その音と表現に近づいて楽しむエレクトーンの威力は、弾く人、聞く人と感動を分かち合えるものです。
もしかして、家庭の中でもオーケストラを楽しめるエレクトーン、ピアノコンチェルトを楽しめるエレクトーンならばと、誰がに指図されたわけでなく、ひたすらこの魅力にはまり、けさも四時起きで頑張るワタクシって、神様の御導き以外にないでしょ(*^O^*)
さて、5/30の銀座に弾いてくださるベートーベン皇帝も、ショパンピアコン1番も、それぞれよく知られたピアノコンチェルトです。
銀座のプログラムには、ピアコンとして、他にグリーグもラフマニノフもチャイコフスキーも、モーツァルトもあります。
私一人が伴奏いたしますから、原曲サイズでやったら、死にます笑。
またお客様にも、ほら、ラフマニノフよ、チャイコフスキーよ、ベートーベンよ、、、と、その作曲家の特徴を音楽で伝えて、大体一曲7~8分、せめて10分以内にしないと、空気にそまってまさかの睡魔で、客席にひびく寝息~ワタクシは、何度もそんなコンサート経験あります(*^O^*)
なので、せっかくお越しいただく方々、今回はコロナ禍による入場制限がありますから、身内びいきの方々ばかりとはいえ、楽しんでいただくためにプログラムいろいろ順番も頭捻っています。
よって、長大な曲を、演奏者がOKならば、大体半分ぐらいのサイズにまとめています。そのサイズダウンも、アレンジのうち。
何回も著名な演奏家のCDを聞いて、カットする部分、ここはどうしても残さねば!なのですが、結局、再現部をたどることが多いです。それでも、それなりに、頑張らねばとても支える伴奏とはならずの、ショパンにベートーベン。
ピアノが心地よく流れているうしろに、柔らかなベールで包み込むようなストリングスや、ショパンらしいリズムをさらりと刻みながら、かといって華やかな装飾音符の煌めきを潰してしまわない拍子感で寄り添って、、、できたら、嬉しいし、音数を少なくしてエレクトーンパートの無駄のない音使いを工夫しながら、楽しくアレンジ。これがワタクシの、至福の喜びなわけよ\(^_^)/
二台ピアノ版で、ざっくり弾いてみて、そのあとスコアをみていくと、二台のピアノのためのアレンジは、戦いのようです。上手くないと、当たり前ですが、美しくはなりません。
また拍子をとりやすくするために、アレンジされており、私もショパンで二台ピアノ版のスタイルにしようかまよいましたが、やはり原曲スコアから広げてみたところ、彩りよく優しげに奏でられそう。
そうなんです!自分自身が弾いてみて楽しくないと、とてもよい作品には繋がらないですもの。
コロナ禍もありますし、今度の銀座までは、自分自身でまかなわねばと責任感全うの覚悟でいます。
私に力を貸してくださるエレクトーン伴奏の方々と、プロデュースの立場でステージを作り上げるのは、いつになることやら。
演奏の写真を眺める度に人前に出るような雰囲気でないこと、よくよく解っていますけど(^o^;)だってワタクシ主婦ですから。
でも、自分の作ったものには、ちゃんと責任とって、今はまだ弾かねばならないと思っております。
まだ、ワタクシの音楽ご存じない方、ちょっとご興味ありましたら、ぜひいらしてくださいね。
若いときには、エレクトーンでフュージョン楽しかったなぁ。40代ぐらいから、クラシックの偉大な世界にどっぷり浸って、美しい、凛々しいと思うようになりました。
常日頃から、そんな名曲に触れて生きてると、好きなことだから、力も湧いてくるというものです。
さあ、今日も頑張ります❤️
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