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2020年8月24日 (月)

リヒテル~リストピアノ協奏曲

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来月のピアコンのレッスンのために、本日久しぶりのリヒテルでリストのピアノ協奏曲を聞きました。

エレクトーン一台による伴奏でリストのピアコンを奏でるピアニスト安田裕樹さんのリサイタルで、今年も黒園克則さんが演奏されます。

再来週に一度聞かせていただくことになり、私も事前予習のようにしっかりと譜面をおさらいしました。

黒園さんが、どのようにオケをまとめて作り上げていらっしゅるのかも興味深く、それはリストの音楽をどのように捉えているかにつながります。

リヒテルの他に、辻井さんの演奏もyoutube視聴、アルゲリッチも聞いてみました。またシフラも録音が残っています。

全力疾走の辻井さん、まとまりとテクニックを感じるアルゲリッチ、巨匠の威厳を誇るリヒテル!

リスト弾きで有名なシフラは、生リストのようでした(^o^;)

四者の表現、音の厚みとバランス、私のお好みはリヒテルで、低音の響きによる音楽全体の安定感、充実度が心地よく、リストの作品自体がその構成をより伝わるものに感じます。

リストの楽曲は高いテクニックを要しますから、目眩ましにあうような凄い~で終わり、果たしてリストはそれだけを伝えたかったかとは思えませんし、内包される音楽の煌めきには、背後の包み込む充実したリズムやハーモニーをどう伝えるかが肝要、いつも、リヒテルのピアノには、その説得力がだれの感性にも届く魅力を感じるのです。

昨年から、黒園さんの伴奏について関わらせていただいていますが、男性が弾くエレクトーンは、パワーが違います!昨年のラフマニノフも聞き応えある取り組みで、ステージアカジュアルモデルで演奏されていましたが、私も初めて彼のステージを聞かせていただき、会場の音響と楽器のもつサウンドに考えることが多々ありました。

電子楽器でオケパートを一台て奏でる効果を高く感じさせるポイントはリヒテルのピアノからも学びを持つことができるのです。

スケール感を与えるには、一人で奏でることではない協奏曲らしさをエレクトーン一台であっても伝えるには?

すでにリヒテルが亡くなって20年以上が経ちます。シフラは、高校生の時に、生演奏を聞きにいき、ピアノ音楽の崇高さに震えるほど衝撃がありました。今でも忘れることができません。

リヒテルも存命の時に生で聞いてみたかったピアニストですが、あまりの凄さに卒倒したかも(笑)

来月を楽しみ、本番も楽しみ♥️

このコロナの中ですが、安田さん、黒園さん、頑張れ🚩😃🚩


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