ベートーヴェン「田園」
今日は本来ならば、ホテル日航福岡夜間飛行でサロンコンサートを行っているはずが、自宅ですっかりノンビリした生活です。
でも、好きなことを仕事にしているワタクシには、制作到来の夢のような時間のプレゼントを宇宙からいただいたのだと思って、感謝しながらスコアを捲る毎日~
さて、今取り組んでいるのは、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」の1楽章で、全部で512小節のうち、290小節が終わりました。ちょうど再現部への繋ぎのあたりまでで、こちらを銀座のコンチェルトコンサートで演奏する方にむけて、ひたすら書いています。
当初はベートーヴェンイヤーにちなんでピアコンの「皇帝」をと考えて下さっていたのですが、プログラム全体の構成、演奏下さる方と協議の上、ピアノの世界の名曲ではなく、この銀座のために私が新たに創出アレンジで頑張ってくださることになりました。
エレクトーン一台の伴奏の可能性に挑戦するオーケストラ部分のなぞりではなく、オーケストラ曲をピアノとエレクトーンで楽しもう、迫力あるエレクトーンサウンドとピアノ一台のアンサンブルとしての可能性も挑戦してみたいかなと、実はこのために、すこし前にモーツァルト交響曲40番の1楽章をアレンジしてみました。新作楽譜はじめて出会う~Vol.29に、冒頭部をまとめて挿入しています。
講座の様子や、皆様の反応から、かなり新鮮に届くこと、以前にこの手の作品は、ドヴォルザークの新世界や、ベートーヴェン7番をまとめたことがありましたが、なんといっても曲自体がシンフォニックだから聞き応え、弾き応えあり、弦楽器持続音と、楽器の王様ピアノの打楽器としての最大の表現を生かした独特の響きを体感、こんな音楽経験をエレクトーンとならば出来ると、張り切って書いてます。
ベートーヴェン、エレクトーンに向いているのは、周知の事実とはいえ、このスケール感、ちょっとスマホの画面眺めてばかりだと、イマジネーション希薄で感じ得ないかも爆笑😆💣️✨短いフレーズしつこいんだよぉ~で終わっちゃ、ありやま残念ですので、実際にはベートーヴェンが考えなかったフレーズが入っていたり、音色やレジスト、バランスなど工夫してみたいと思っています。
ちょっとやすみになって、本来やらなくてはならないこと、見えてきました。
あ、ワタクシの東京のレッスンは通常通りですので、講座にいきそびれたとか、コンチェルト体験してみたいかた、どうぞ、練馬石神井公園のMUSICAや、神田小川町の宮地楽器でお待ちしています。
お申し込みは、08035172770
または、gurico8765@gmail.com
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