歴史を感じて
今日は天皇即位の礼の一連の儀式が行われて、朝からずっと、テレビでその様子が伝えられ、日頃あまり感じない日本民族としての誇りを感じた1日になりました。
浩宮徳仁親王は、たまたま生まれた時期も同じ頃だからか、皇族の中で最も身近に感じる存在です。雅子様とのご結婚についても、大変一般の感覚をお持ちでご一緒になられていましたし、日頃から、決して特別な上からの目線ではなく、庶民の感覚、国民の視線レベルを大切に共感したいとの強い思いでいらっしゃることを感じています。
けれど、回りの備えがあるからとはいえ、今日のような日には、凛とした静かな出で立ちに伴う空気といいますか、誰にも真似できない深く慈愛に満ちた上での責任を全うする強い覚悟からの輝きを感じました。
そんな出来事が行われる皇居の、昔の江戸城の延長ともいえるような風景が、東京のここかしこに見受けられて、歴史を感じます
先日の朗読ライヴで、舞台稽古、本番と、先週通った神楽坂、JR飯田橋駅から神楽坂へ続くあたりは、江戸城の外堀が今も残り、そのあたりの武家屋敷を囲っていた様子が忍ばれます。
写真は、飯田橋駅直ぐよこの、牛込御門跡。
時々こうして古い江戸を感じ、今もなお栄え続ける東京に、ふるさとを愛でるような気持ちが少しずつ生まれていくかのようです。
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