パーセルの1日
今日は、オペラシティの近江楽堂で、メゾソプラノの波多野睦美さんと、瀧井レオナルドさんのテオルボを聞いてきました。
バロックの調べ、特に今日はイギリスのヘンリーパーセルの歌一色で、素晴らしい歌声のパーセル、たくさんの作品は、まるでシェイクスピアの語りべのような雰囲気、透き通った伸びやかな声が天から舞い降りてきたようでした。
テオルボという楽器、深く味わいのある響きで通奏低音による演奏が、これまた語りかけてくるかのようで、心が安らぎました。
たまたま、携帯の電池切れで、ざわざわと心惑わす雑念から逃れて、すっと聞き入るバロックの調べに、時を忘れてしまいました。
音楽って素晴らしい!
弱い心にも、張り裂ける心にも、一瞬のその響きが薬のようになだめてくれるのです。
忘れることは、どうしたらいい?
音楽を嗜むことね。
そんな素敵な魔法を知っているのだから、私はいつもクリーンで安らかでいることができるはず。
今日のコンサートのチケットをお贈り下さったT様、ありがとうございます。心から感謝です。
さあ、今日から7月。新しいページをめくります。
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