フォレスタ レッスン
火曜日は石神井のムジカサロンフォレスタで、レッスンしています。
今日も、モーツァルトにシュランメルにと、銀座コンチェルトを目指して、楽しく皆様とご一緒しました。
その中で、最近やはり銀座を目指して合わせに来てくれる中学生、実は銀座のコンチェルトでは、ワタクシのオリジナル曲「木漏れ日の彼方に」をコンチェルトしてくれるのです!
松丸弘子を弾いてくれるのだ!やった~😁
思いいれて作ったこの曲、お母様も大好き思って下さり、今日は2回目の合わせでしたが、前回からすると、グッと豊かに奏でられるようになり、著作者嬉しくて、張り切りました(笑)
オリジナル曲を弾いてくださる、興味をお持ちいただけるというには、伴奏であっても、埼玉上尾で継続していたPTNAステップコンチェルト企画の継続の結果なのかと感謝しています。
それをご指導くださった先生のお力に寄り添って、気がつくと、音楽のもつ情感や、雰囲気、イメージをよく感じとり、好きな曲を自ら奏でてみたい、新たに創出された音楽への興味をさらに深めて育ててきたのかな、なんて、今回のステージにご参加下さる顔ぶれで、それを感じて、感謝の何ものでもありません。
生徒さんの成長に私も関わらせていただける楽しみ~コンチェルトは、コミュニケーション!
彼女たちのハートで、私の作品も、彼女たちも、羽ばたいてくれたら、最高❤️
こんな日が訪れることを誰が思っていたでしょう。
この曲は書いているときには、タイトルのような自然をイメージしたもので、当時福岡から東京に毎月、埼玉の楽器店にレッスンに出向いていたのですが、よく土曜の夜上京し上野のビジネスに泊まり、翌日日曜午後からレッスンというスケジュール、日曜の早朝の上野の森の中を散歩していました。当時、今よりも大きな噴水回りの池の横のベンチに座り、国立博物館側の大きな欅を眺め、風を感じながら浮かんだメロディです。
ピアノより弦楽四重奏にしてみようかとも思ったな。エレクトーンでいろいろやってみたけれど、生で弾くこと考えたら、一元的な明解さがゴールに速く到達となり、ピアノ曲にまとまりました。
当時私の福岡の住まいに、少しのかわいい生徒さんがおり、その中でも期待の星だったのが、詩織ちゃんでした。
完成したこの曲を聞かせたら、物凄く気に入ってくれて、弾きたいと言ってくれた彼女。その次のレッスンをまっていたら、彼女はなんと14歳の若さでくも膜下出血で帰らぬ人になってしまったのです。
私には辛い思い出の曲になってしまい、暫くは弾くこともなかったのだけど、時が巡り今こうしてソロから、コンチェルトにもまとめることがてきました。
新緑まばゆい木漏れ日の向こうから、いつまでも、ずっとずっと、見守ってくれるあの子が、私たちに力をあたえてくれるかのようなのです。
できる範囲で少しずつ、弾けば弾くほど、合わせたら合わせるほどに、幸せに。
今日のレッスンの皆様、お疲れ様~❤️
ありがとうございます。
« PAの力 | トップページ | 神戸、水がいいから~! »
コメント