ブラームスはお好き?
先日お知らせしたブラームスのワルツを書き上げました。
風邪をひいて寝込んでいた最中の制作になり、なかなか思い出たっぷりです。
中間部の副属七で広がっていくメロディー、シンプルなつくりなのですが、そのシンプルさがぐいぐいと気持ちをつないで、まるで芽を出した植物が、ずんずんと大きくなっていくみたいだ!
短い曲でも、作曲者の意図を深く感じて、次は子守歌を取り上げてみようかなと思っています。
この子守歌がまたいい!
というのも、エレクトーン伴奏としての教材になれるのではと思うのです。
伴奏で、ハープの音を使って、アルペジオで刻むのは、意外とピアノ畑の方々にとって、たやすいことのようで、その雰囲気作りが難しいとのこと。
エレクトーンクラシック伴奏には必須のハープアルペジオ奏法なのですが、楽器自体が進化したせいで、最近ではあまりお見かけすることが少なくなってしまいましたね。
でも、ハープというとグリッサンドがお得意・・・なんだけれど、そうそう簡単にグリッサンドは登場するものでもなく、この優しい音色を使って、穏やかにリズムを刻んであげるだけで、ある意味、エレクトーンならではの伴奏かもしれないと思いますので、ゆっくりのワルツや子守歌ならば、これは使える!と思って、弾いてほしいなぁ。
風邪が少しずつですが快方に向かいつつ、咳がひどくて、横になるとごほっ、げほっと、これってアレルギーもありそう・・・・
ブラームスは、ピアコンもなかなか素敵ですから、いつかはエレクトーンのコンチェルトにしてみたいです。
気難し屋のブラームスさんの、謙虚でプライドの高い雰囲気は、作風からも感じられ、細やかなところにこだわりを見つけては、なぞなぞの答えを得たかの気分になっています。
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