アンサンブルは楽し
なみきのためのアドバイスレッスン、合わせが続いています。
どんだけ毎日合わせを行って、では本番は、どれだけ伴奏するのか!と思われることでしょう。
昨年のひびしんコンサートでも、20数曲伴奏しました。
今回は、22曲! (うち7曲は、合唱のメドレー)体力勝負~
聞くところによると、結構なコンサートでも、九州の皆様は即興伴奏でサクサクなさるとか・・・
確かにワタクシも、即興は得意ですが、子供たちへの教育的なところで書いてきた経緯がありますので、とてもピアノ伴奏譜からちゃちゃっとハーモニーつけて刻んで、音を乗せてといったことで、ステージに乗せるには、あまりに安易。
それなりに一応考えて制作し、ステージでは一番良いものをメインのソリストのためにご用意しておきたいと思うわけです。私は、即興という偶然の産物で、勝負に出るほど力はありません。
つまりは、音楽として一回こっきりのお届を一番良いものにするために目に見える形として、伴奏ですが作品にしています。
今まで伴奏を専門に書いている方が注目されるなんてことはなかったのかもですが、世の中にはピアノ伴奏者でも素晴らしい方がいらっしゃることを私は存じていますし、一流ほど伴奏者が凄いわけです!
エレクトーンという楽器の可能性をフル活用し、オブリガートのつけ方から、ハーモニーのポジションから、伴奏の刻みの呼吸とのリズムなど、それなりに努力して伴奏を書いております。簡単に考えていただいているのは、とんでもなく有能な何でもできる人と思われているのだとよい方に解釈することにしました。
とてつもなく時間をとり、エネルギーかけて作った伴奏で、メインのところが輝くようなものができた時には、嬉しくて楽しくて、たとえ自分が伴奏を実際に行わなくても、誰かがこの気持ちで共演することかなと思うだけで、良い仕事をしたと思います。
伴奏はそれだけ、重要な存在なのであり、縁の下の力持ち的な発想なのです。
今回も、はじめて出会うコンチェルトのお友達や、大人の方、様々な経緯でご一緒する皆様との共演は、楽しい経験になります。
演奏家は、楽譜さえあれば、その楽譜を辿ることで仕事にすることでしょう。しかし著作者としての私は伴奏演奏として共演しながら、自らの作品をお相手の方々とステージに立つ、発表するわけですから、ちょっと違うかも。
松丸さんの伴奏だからご一緒したいと思っていただくようにせねばですね。
誰でも伴奏すればよいから・・・ではない価値を感じていただける方と今回は、22曲なわけだと思って、楽しみながら作ったり、弾いています。
今日は、バリトンの松岡さんとモーツァルト伯爵のアリアのためにこんな演出・・・
ちょっと、まだうまくセットできてませんけど、モーツァルトの雰囲気で・・・・とうとう、ここまできたー爆笑
モーツァルトが降りてきたのか、レチタティーボの伴奏も身に着いて、松岡さんの呼吸を良く感じて、松岡節になっていくと、気分もワクワクしてきます。有難うございました!本番もよろしくお願いします。
その後に、子供たちとのアドバイスリハーサルレッスン4曲、「人魚の歌」「小さな妖精のワルツ」「ハンガリア舞曲第五番」「月の光」と続きました。
みんなかわいい、良い子ばっかりで、今日は中学生のお姉さんたちとも合わせたのですが、生き生きと音楽が変っていき、もっと早い時期から何かしらアドバイスできるような機会をもってあげたら、さらに磨かれたなと、次回のコンチェルト展開のヒントも感じました。
私との出会いが、この生徒さんたちにとって、よい音楽経験になれるようにと、いつも心してレッスンしています。子供たちが、弾いている自分以外の音楽が聞こえてきたときに、うわ-っ、素敵~楽しい、とか、きれい~とか、思ってくれたら、周りの空気で気分も変えることができること、音楽が力になれることも思うでしょ(^^ゞ 子供たちの表情、みんな溌剌としているでしょ! 嬉しいな。
ご指導の黒岩先生も、同席して一緒に育てていく実感、先生のご指導あってこその今日、そして本番! そんな関わり、時間を共にしながらこれからもがんばっていきましょうね❤どうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、実は朝も夕方も、いつも力になって支えて下さるjetの片平先生に、隙間時間を縫うように、レジストサウンドを合唱の伴奏についてチェックしていただきました。有難うございます。なんせ、長いこと一緒に仕事してきていますから、ツーカーです(笑)
今日も、お店のスタッフさんたちにも支えていただきました!有難うございます。
夜はちょっとリラックス・・・博多駅映画館の前でふざけてしまった(笑)
足が短いところが似てるの。上半身が太いところも・・・はははっ!
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