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2018年5月12日 (土)

キュレーターの必要性

今日は午後から、新宿にある松丸家の墓参に出掛けたあと、またまた大好きなMARUZENから、皇居散策。

その途中で休憩したくて、新丸ビルでお茶。

東京駅界隈は、一昨年あたりから、やたら素敵になったけれど、もともとオフィス街にファッションビルとコラボで、なにかと見せかけを感じて不愉快になる。

GWは、ラフォル~で、丸の内はあちこちクラシック生演奏を楽しめて、音楽が人の心を繋いでいた。

一流ところの演奏を身近に楽しめるお祭りは、いまやGWの恒例看板行事。

その流れを辿ってるか何なのか、本日現代音楽バリバリのピアノがビルの中に流れていて、正直こんな場所にふさわしいとは言えない空気。

遠目にピアノを囲んで聞いているのは、この手の音楽に興味のありそうな音大生のみ。

一般客もいるにはいたようだが、普通の人には、この天井の高い空間に、コンクリートビルに響き渡るピアノを、心地よいとは思わない。

よく、美術館や博物館に、キュレーターといわれる方々がいて、作品を伝えるためにプロデューサーのような役割を行い、彼らの手腕が企画展の成功や、評判を呼ぶ。

音楽は、空間をつくる。

パブリックなスペースで奏で放つと、人を選ばす耳に届く。

BGMとまではいわないが、少なくとも、ホールコンサートとは異なる空間にふさわしいプログラムをビル側の企画として、責任もって放ってほしい。

なんのために、あのスペースで、無調のピアノ曲を延々と放っているのか、、、?

ビルの中のカフェに入り、その苛立つ音楽で心に投げつけられたものから、にげようとしたが、心は汚れたまま。

こんなに素敵に構えている建物だけど、皇居を眺める窓の汚いこと、狭いスペースに過剰なテーブルと椅子の数、店内うるさい。

いい大人は来てはいけないところだったのだ!

帰り、和田倉噴水公園へ。

皇居へ続くお堀に並ぶ樹木、緑のシャワー、和田倉門から噴水公園へ黄昏時のライトアップが美しかった。

日比谷通りも、内堀通りも、大変な交通量だけど、ある程度の整理された空間は、自然と共に調和が保たれ、歴史とその文化を感じて散歩。

それだけで、心を労った気分。

音楽とは、なんぞや?

歩きながら自然に口ずさむメロディー、それだけで幸せになる。

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