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2017年8月 7日 (月)

モーツァルトミサ曲

今月は出張がなく、ひびしんも終わったことだし、比較的ゆっくり過ごしたいところです。

でも、10月の合唱伴奏のアレンジを書かねばならず、全体6曲のうち2曲目が進行中。

曲は、モーツァルトのミサ曲の中でKV167の聖三位一体の祝日のミサ曲です。

アレンジするにあたり、あちこちから文献をひろって読みあさり、音源もいろいろと聞きながら、あれこれと原曲のトランペットやティンパニをどう処理するか、ピアノとエレクトーンのアンサンブルで伴奏するにあたり、配分をどのように考えるか・・・・

モーツァルトが残した手紙に、自分の教会音楽についての表記があり、荘厳なミサにおいて、イタリアのどちらかというと透明で荘厳な教会の高い天井に鳴り響くオルガンの響きを生かしたものとは異なる壮麗なまでのこのミサ曲。

当然ですが、バロックの装飾音符の多いフレーズに弾くのが大変そう、その当時のテンポは現代のテンポよりは少し遅いと思われ、回る範囲でそのまま装飾音を生かすことにしましたが、この速さで弦の16分音符を弾いたら、またまた腱鞘炎(笑) 

あまりにも、オーケストラ音を意識しすぎると、本物のオケを連れてこいになるし(^^ゞ、ピアノとエレクトーンなりの別物でモーツァルトの作品を作曲者の意思をつながなければいけません。

昨年、神の書いた曲という音楽本を読んだ時に、すっかりはまったモーツァルトでしたが、今回もスコアをひも解きながら、和声の工夫、シンプルな中にとてつもない細工が施され、道警反復の手法がこんなにも、心を揺り動かす要素になれるものかと、天才モーツァルトが短時間のうちに書き上げていく姿を想像していました。

こうしてアレンジしていくこと自体が、私にとって大変な学びになっていく事実!

福岡FFGホール(以前の福銀ホール)で10/6です。後、2か月。夏休みは・・・・ないかも(笑)

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