音で感じる空間
毎日執筆していると、実にいろいろな音が聞こえてきます。
最近は早朝に机に座ることが多く、生活音もまだ聞こえず、常磐線の電車の音が時々響いてきたりするだけ・・・・
次第に時がたつとともに、鳥の鳴き声、セミの鳴き声、何やらうごめいていく街のざわめきが、徐々に耳に届いてきて、朝が、町が、人が、それぞれに目覚め息づいていくかのようです。
音って、上に上がっていくんですね。
我が家は7階。すぐ下の道路で会話している声は、まるで隣の部屋で話しているほど、良く聞こえますし、自転車の行き交う音、車が走ってくる音、建築中の大工さんの工事の音、すぐ近くの保育園の子供たちの元気な声・・・・
声だけで、音だけで、距離感を察知しながら、立ち上がって眺めることなく、その風景を想像するのも楽しみになりました。
モーツァルト書きながら、私の周りの暮らしに、私も溶け込んでいます。
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