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2017年4月28日 (金)

室内楽のコンサートに

何かと忙しいけれど、音楽を作る仕事をしているから、いろいろなコンサートに出掛けるようにしています。

アレンジとは、想像力がベース、作曲は自由に作品を作り、たとえそれが偶然の産物と言われようが、計算された技法に基づく時間創出であろうが、作者がこうだ!というわがままが通るお話。編曲は、過去の音楽経験こそがベースになるため、たくさんの音楽に触れて、耳を鍛え、想像力の中での楽器を鳴らすことで組立て行きます。その感性磨きに、よりよい演奏に触れて感じることは、何より重要、耳がよくなくては、音楽を奏でるにも創出にもはじまらないと思うのです。

たとえば、エレクトーンで音色を選ぶように、メロディーならば何の楽器を選ぶか、どう弾かせるかと考える時、その選んだ楽器の様々な音色、奏法による響きなどが、頭にインプットされている経験は重要です。

今日は、室内楽、ピアノトリオを銀座で聞いてきました。

若手の意気盛んなエネルギーほとばしる演奏で、プログラムが、ハイドンにはじまり、ラフマニノフ、ショスタコービッチ、ラヴェル、と、聞き応えあり、曲は、全て興味深いものばかりで、楽しめるものでした。

今日の私の聞き覚え、それはアンサンブルとは、相手があってこそ輝く演奏、どんなにソロで卓越したテクニックが見えても、それを支える伴奏部分のお相手の力が、豊かな「あなた」を作る!

そして、出すぎず、思いやる姿を音楽で作る、自然の言葉の受け答えのような妙味を感じる時に、感動が与えられるわけです。

無理におしきせられたところで、相手の気持ちをふみにじるばかりか、ああ勘違いをアピールして、何が楽しい?とまでは言いませんが、比べる対象、ご一緒するその素晴らしさも、どんなに楽譜から学ぶことにはかなわない、音楽はコミュニケーションなのだと、つくづく感じた一夜でした。

音楽を聞きにくる側からみて、室内楽は、それぞれのやり取りをまるで、言の葉、楽曲のもつこう奏でてもらいたいに心合わせて放つわけなので、お互いを尊重する、そのパッションも、演奏作品のうちだと思いました。

ピアノって、なんと万能な楽器、その素晴らしい演奏!

また、やりたい曲が、増えた~(^^)

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