白鳥~コンチェルトアレンジピアノ伴奏について
ピアノが伴奏に徹するコンチェルトアレンジ、サンサーンスの白鳥に取り組んでいます。
全曲に流れるピアノのパートの伴奏形を、どのようなものにするか、原曲ピアノ伴奏をそっくりスコア貼り付けでは、芸がなさそう。弾きやすくして、この名曲をアンサンブルしながら、楽しんでもらうにはと、私なりにアルペジオでスケールのように大きくフレーズをとる伴奏を作ってみました。
もともとのサンサーンス様の白鳥のイメージは、おそらくその伴奏形からして、湖に佇む家族の白鳥たち、光る水面から、そこに吹く風も感じられるし、奥ゆかしい水鳥白鳥たちのイメージです。
アルペジオで作ったワタクシのピアノ伴奏に合わせて、アレンジしたメロディーとハーモニーをエレクトーンを被せると、大空高く優雅に羽ばたく白鳥が思い描かれ、その姿に合わせると、エレクトーンパート、つまりはメロディーまでもが、スケール大きく雄大で力強くなってしまいそうで、結局原曲の良さを生かした伴奏形をとることにしました。
フォーレの師であったサンサーンス。天才的な感性を音に乗せる力を感じると、この名曲に手を入れるのは忍びないほどです。だからこそ、こんな素敵な曲をエレクトーンで奏でてもらいたい、ピアノの伴奏しながら、気持ちよいメロディーやハーモニーが聞こえてきて、アンサンブルの良さを楽しんでいただけたらと思うのです。
もうすぐできそう!
皆様お楽しみに!
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