天空コンサート第四部アルバム
いよいよ最後のフィナーレともいえるコンチェルト大曲が並ぶ第四部の始まり~♪
四部のオープニングには、進行の都合でプログラム最後の「予感」を演奏いたしました。私のオリジナル曲です。ピアノがワタクシ、エレクトーンは九州からお招きしたjetの指導スタッフでいらっしゃる片平義浩先生。安定したサウンド、男性のエレクトーンの迫力は、コンチェルトサウンドをより華やかに包み込むようなバランスがあり、いつも大きなステージの時にお願いしています。
この予感という曲で、昨年の講座でピアノをご披露して以来、今までエレクトーンだと思っていらした方はピアノ演奏する私にびっくり。正直専門ではありませんので、人前で奏でるような立場ではないと良く解かっていますが、自分の曲は自分で伝えねばの思いで弾いています。この作品は、皆様から大変好評を得ている作品で、ピアノのソロとしても演奏できるようになっていますので、ご興味ある方は、ぜひソロも、コンチェルトも!弾いて下さいませ。
さて、オープニングで三楽章をお届けしたモーツァルトのジュノム、今度は、森田香先生が
1楽章を演奏くださいました。モーツァルトらしい軽やかなコンチェルトを目指して、何度も練習にいらして下さり、とてもよい作品にまとめることができたと思っています。有難うございました!
二曲目はハチャトォリアン「剣の舞」私の生徒さん、今年大学院を卒業の彼女は、付き合いも長いので、何かと支えになってくれ、いつの間にやら大人になって、高校の先生を務め、まさしくコンチェルトの本質を語るにふさわしい度量、心得を持ち合わせて、奏でてくれるのです。新たなアレンジを加えた新作物、制作段階から付き合せてしまいました、おかげでよいものにまとめることができたよ、いつもありがとう。
次は、私の作品の中で演奏される機会が多い曲、エルガーの「威風堂々」。ご一緒して下さる奥村知子先生は、とても楽しい方で、ついついおしゃべりに花が咲き先生曰く「威風おどおど」にならないようになんておっしゃっていましたが、迫力ある演奏をご一緒することができました。有難うございました!
ピアノ曲でないものをシンフォニックにピアノとエレクトーンでクラシックスタイルアンサンブルとなると、そのアレンジのバランスに工夫が必要です。要するにピアノパートをどう弾かせるか?ましてや、初めて出会うコンチェルトとしてピアノメインのアレンジを心掛けるには?で作った、ドボルジャークの新世界、ご一緒して下さった遠藤操先生は、PTNAステーションヘッドとしてアドバイザーも行っていらっしゃる先生で多忙な中にご参加くださいました。以前エレクトーンも弾いていらしたご経験の豊かさが、この作品演奏を助けて下さり、楽しくまとめることができました。有難うございました。
さあ、ここからは、ピアノコンチェルトとして馴染み深い良く知られたコンチェルトを、発表会の講師演奏などで使いやすくまとめたサイズとした3作品。
まず最初に、チャイコフスキーのピアノコンチェルトをご一緒して下さったのは小原久美子先生。先生は、昨年から、私のところで本格的にコンチェルトを勉強したいとレッスンにいらして下さっています。一番には、生徒さんのためのアンサンブル教育にエレクトーン活用をと、自らもエレクトーンを弾くことをまなび、本格的なピアノ音楽、コンチェルト作品ではご自身のピアノ演奏の腕を磨くためのコンチェルトとして、私との伴奏で毎回頑張っていらっしゃいます。その成果が良く表れた演奏となって、会場にいらしていた多くの生徒さんたちが、その先生の姿に感動していらしたようでした。
次にラフマニノフのピアノコンチェルトをゴイッシヨして下さったのは、塚原めぐみ先生。先生も、エレクトーンにピアノにと、私のレッスンでご自身の発表会にも、コンチェルトを取り組まれている方で、昨年の府中の森芸術劇場で、このラフマニノフをご一緒させていただきました。また生徒さんにも、すでに多くの機会で、コンチェルトに取り組まれ、その効用を実感していらっしゃいます。ピアノの生徒に伴奏として流れてくるエレクトーンの音が、そのままエレクトーン体験となっていくことを自らも実践。サイズダウンしているといっても、ラフマはラフマ!心に届く迫力ある演奏を有難うございました。
そして、本当に最後のコンチェルトとしてご一緒して下さった福田依津子先生。ベテランの貫録豊かなピアノの表現力は、つい伴奏していても聞き入ってしまうほど圧倒されるのです。小さな生徒さんから、大人の生徒さんもたくさんいらっしゃる発表会にお邪魔したのは、昨年夏。三部鍵盤ハーモニカでご一緒した岡崎先生が、コンチェルト伴奏をされ、それは素晴らしい演奏でした。
今回、私とグリーグを演奏していただくにあたり、華やかなカデンツァを生かし、少しサイズダウンして、福田先生仕様のサイズに手を加えてまとめてみたのですが、この形がしっくりくるなと思っています。
また岡崎先生とのコンチェルト経験の楽しさで、多くの先生方を天空へとご紹介くださり、こうして作品発表のプログラムを行うことができ、心より感謝しています。有難うございました。
以上天空コンサートは、私の活動の発表会・・・・コンチェルトがメイン、エレクトーン普及がメインで、jetにPTNAにと、マイペースで活動しています。今回は、昔九州で開催していたサウンドドリームコンサートを彷彿とさせる勢いのステージとなり、私自身もコンチェルト伴奏でかなりの数の伴奏を致しました。
体力のこと、プロデュース業務のこと、もちろん、演奏自体の準備など、果たして賄えるかどうか不安がないわけではありませんでしたが、自分の今できる範囲のことが、そのままの自分の力だと思って、ひとつひとつを和を持って幸となす心でこなしてみたら、何とかなった!よかったー(*^_^*)みたいな気分です。
終って二週間、まだ御礼のご挨拶ができていなかったりしてます。これからの方、待っていてくださいね。コンチェルトした一部のお友達、待っててねー
お世話になったスタッフの皆様、芸術センターの皆様、足立楽器様、ヤマハ銀座店の渡辺さん、有難うございました。
一番うれしかったこと! 音響さん、コンチェルトの音を細やかに作って下さって有難うございました。またよろしくお願いします!
今回プログラムをチラシ代わりにと、400作成、20分ぐらいしか残らず、動員もこれまで開催してきたコンサートの中で一番多かったと思います。継続してきたこと、コンチェルトでご縁をいただいた先生方に心より感謝申し上げます。
次はいつ?の声もたくさんいただいておりますが、またスタートだと思っておりますので、新作を書いて、発表の講座レクチャーコンサートを開いて、アドバイスレッスンや録音など経て、またお会いできますように。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。ここまで読んでくれたあなた!
湯島に遊びに来てねー(^○^)
« 天空コンサート第三部アルバム | トップページ | お疲れ休養 »
コメント