お待たせしました! 天空コンサートの写真をアップさせていただきます。
サイズは、アップ可能範囲に小さくしてあります。各出演の皆様には、来週末をめどに個人的にお送り申し上げます。
まずは、第一部の皆様の演奏~オープニングモーツァルトジュノム3楽章で格調高くスタートしました。

一部は「初めて出会うコンチェルト」まずは、前回2015のコンサートにも出演してくれた小さなお友達が、今回はブルグミュラーの「貴婦人の乗馬」でコンチェルト。年長さん。


上尾のPTNAステップでご一緒しているお友達が、今回も先生方のご協力でたくさんご出演下さいました。おちゃめな二人組は、どちらもブルグミュラーから。「清い流れ」のお友達は、以前「牧歌」でご一緒したり、バスティンのコンチェルトも楽しくご一緒しました。こんな曲が、コンチェルトしたい!と、リクエストもあって、私は、宿題をいただいた気分!

『タランテラ』をご一緒してくれたお友達は、アレンジによって引き立つ作品の良さを十二分に感じながら、心を込めてコンチェルト。ピュアな気持ちで演奏する心が、私にも伝わってきました。

アンサンブルの楽しさが、聞いている方々にも明解に伝わる作品「おもちゃの兵隊の行進曲」を弾いてくれたAちゃん。この半年ぐらいで、体も心も、ググッとお姉さんになって、コンチェルト演奏は、私との息がぴったり合った楽しい発表となりました。



「はじめて出会うコンチェルト」シリーズの楽曲は、純然たるクラシックだけでなく、いわゆるアメリカのよき時代のセミクラシック風の作品もあります。クリスマスのシーズンに良く流れてくるルロイ・アンダーソンの作品から「シンコペイテッドクロック」を楽しく弾いてくれたお友達! このあたりから、エレクトーンの調子がイマイチになり、リズムは読み込めるけれど、音色が前の音のままになってしまい、一度USBを抜き差ししてみたら、治りました! 一瞬、真青になり、ステージで、エレクトーンをなでなでモード(笑)どんなトラブルにも、寄り添って楽しくコンチェルト♪ちょっとしたアクシデントにも、二人なら怖くない!

上尾からのお友達、2年生ですが、作曲にピアノに音楽大好き少女、ベートーヴェン「ソナチネ第五番1楽章」をきちんと弾いてくれました。きっとしっかり、毎回おけいこして、ピアノが大好きなのだと思います。丁寧にひとつひとつの音も慎重に響きを聴いていて、伴奏しながらつい、感心! 頑張りましたねー はじめてのコンチェルト、楽しく弾けたね! またご一緒して下さいね❤ありがとう

次は、上尾からのコンチェルトキャリア!リピーターともいえるお兄様たちお二人!
こちらも、前回の天空に参加して下さっていて、私の開くサロンや、PTNAステップでもいつもコンチェルト常連さんです。今回4部で、ご専門の先生方が演奏して下さった「新世界」や「威風堂々」などは、このR君がいつもリクエストしてくれて、書き下ろしたものでした。初演を掌る楽しみも心得ている二人。まずは、のだめ~で有名になったベートーヴェン作曲「交響曲第7番第一楽章より」を弾いてくれたH君。「シンコペイテッドクロック」を初演した時がまさしく5年生だったと思います。

ピアノ曲ではないものを、ピアノとエレクトーン1台ずつのアンサンブルにするとなると、アレンジにはちょっと色合い変えて、それぞれの役割を持たせるように心がけています。R君の弾いてくれたビゼー作曲「ファランドール」煽るようなテンポ感で、後半盛り上がる曲ですが、次第に彼らが、成長してきて大曲を軽々と、力強く弾いてくれるようになってきたなと実感、そんな経験が私には新たな作品を書くエネルギーへとつながっていきます。

直接の生徒ではなくても、こうして私のところにコンチェルトで集って演奏してくれる方々をご指導くださる先生とご父兄の、コンチェルトに対する深いご理解こそがあってこその活動だからと思うと、胸がつまるほど感謝の気持ちがあふれてくるのです。共に育てて音楽で生きている喜び、心より御礼申し上げます。
さあ、そして、私の大人の生徒さんにも、コンチェルトをご一緒していただきました。クラシックに造詣が深く、制作の選曲にもいろいろとアドバイスを下さるYさん。モーツァルトが大変お好きなので、今回は「アイネ クライネ ナハト ムジーク」の3楽章「メヌエット」を演奏していただきました。何気ない曲も、丁寧にコンチェルトすると、まるでルネサンスの絵画を眺めて舞踏会に言った気分~

一部の最後は、ドボルジャーク作曲「スラブ舞曲」ぐっとくるメロディー、コード進行は、現代においてもポピュラーチックに聞こえてくる音楽になります。これは、ハートを揺さぶるような作品に、誰かがひいてくれないかな? と思っていたら、参加ご希望で選曲が上がってきて、嬉しくなりました! 大人の雰囲気で、かつ、上品に奥ゆかしくまとめて下さって、うっとり~私も弾いてみたいとの声をあちこちからいただきました。
演奏は、仲良しのお二人、K先生と、N先生です。ドレスの深い藍色=愛色で、素敵な演出。初めて出会うコンチェルトも、こういうのがあって嬉しいなぁ。



素敵だなと思ったクラシックの名曲、支えてやったら弾けそうだぞと作ってみたピアノ小品への伴奏エレクトーン、いつの間にかこんなにもの作品を書くことになり、そして今、エレクトーン伴奏も、私以外の方が弾いていただける時代を迎えたのだと思いました。
今まで、殆ど私が伴奏することが多かったわけですが、生伴奏だからこそ、その奏でる方の雰囲気や音楽が現れて、それはそれで新しい感動が届けられるものであること、大変うれしく思っています。
多くの方々が、ご自身の生徒さんや、仲良しの先生同士でこうして弾いていただけたら、なんと嬉しいことでしょう!
私の手から離れて、独り歩きしていく音楽を実感しながら、私は舞台袖で言葉にならない感動がありました。
作った立場からのアドバイスを行ったとしても、演奏する方々が、それをベースにどう弾こうかと考えていくことこそが、また作品の価値を高めて下さることにつながります。
子供たちの未来のために、少しでも頑張れる時にはこれからも伴奏していこうと思っていますが、音楽指導の先生方がご自身の生徒さんと、私の作品を通して、クラシックやアンサンブル教育に目を向けて下さることを心から願っています。
と、ここまで一部のレポートでした。ではでは、また順次アップさせていただきますので、お楽しみに。
ここまで呼んで下さったあなた! 有難うございました。また、来てねー(*^_^*)