スコアを読むレッスン
台風やら風邪やら、最近しばらくレッスンできなかったAちゃんのレッスン。
しばらくぶりだから、おけいこしていたかなと思っていたら、少しずつでも練習してきてくれて、「さばくのまちで」のかっこいいビッグバンドに合わせて、スタッカートでスパイスの効いたメロディーを軽やかに聞かせてくれました!
「ジプシーの踊り」も小粋な感じが面白く感じたのか、ソツなく奏でて、楽譜通りにピアノでもひき、またエレクトーンに戻ってベタ弾きコードでも弾かせてみました。
このあたりのコード進行、平行調のトニック、ドミナントをマスターさせ、レジストメニューでいろんなスタイルで体験、自分の弾いた和音がいろんな音楽で聞こえてくるから楽しくって仕方ないですよね。
そこから二人でのP&Eアンサンブルにつなげて、最後は、そのアンサンブル楽譜5段スコアに視線を移したら、たまたま横に置いてあったバルトークのピアノコンチェルトの表紙に興味があったようで、これ誰?何の楽譜?
近現代の最近良く聞いているバルトークのピアコン3番一楽章、かなり難易度高いかもと思いつつも、柔らかい子供の感性、興味を持った今こそ聞かせてみようと、CD聞きながら二台ピアノ版の4段スコアを音楽に合わせ、特に耳に残る主にメロディーを指でなぞらせてみましたところ、真剣に音楽を聴いてまるで楽譜が具現化された感性のように、パッパッと追っていくではありませんか!
バルトークの出だしのピアノのフレーズは、32分音符が出てくるような、かなりピリピリしたリズムフレーズがたくさんあります。ストリングスは6連符がちりちりと続き、そこを模様だと感じているのか左手で揺れるようになぞっていました。
正直、3年生の彼女が、7分半ぐらいのバルトークを聴いている姿、彼女なりの楽しみ方で音楽鑑賞にびっくり。飽きもせず、捲るページごとに広がる絵のような楽譜から音楽を楽しんでいます。
私58歳、Aちゃんと半世紀の差、音楽文化の享受は時代の流れと共に、明らかに進化発展。
モーツァルトもベートーヴェンも教えてあげよう、ドボルザークもバルトークもプロコも!
エレクトーンで教えるクラシック!のレッスン、広がる広がる!
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