P&Eコンチェルトにおける音色レジストの作り方
今日は、新しい生徒さんともいえる方が午前中レッスンにお見えになりました。
先日から、公開録音にも見学に見えておられ、本質的なコンチェルト演奏にご興味が御有りなのだなと思っておりましたら、かなり以前からお友達とコンチェルトスタイルで演奏を続けていらしたとお聞きし、ご質問の内容の高さに、そのキャリアを大変感じました。
つまりは、私の作る音色、レジストにもご興味をお持ちくださっていらっしゃり、大変嬉しく思いました。
これは・・・・企業秘密なので爆笑!(そんなに価値があるものでもないが(^^ゞ)こちらでお話しするようなことでもないのですが、あまり講座でも、レッスンいらして下さる方しかお話ししない、私なりのコンチェルト経験に寄り育った「耳」が作る音作りをお話しいたしました。
こういう話は、ご経験がないと、なかなか伝わらないお話しとなり、単に物まねで終わってしまいがちでも困るなという要素大のため、つまりは、私の独りよがりの価値観において作られた音色観なわけですので、相手を選んで、レッスンの生徒さんにしかお伝えしていません。
はじめてに近い彼女は、ご自身のキャリアと、先日の録音の様子で、すっと合点を得た様子で、すっかり私は嬉しい気分になりました!
これから、様々な楽曲を弾いて聞かせていただけるのではと、とても楽しみが増えました!
なんだか、最近・・・・私の周りでコンチェルトを応援、演奏して下さる方々が増えてきた実感があり、本当にうれしいなぁ。
一台でできるオーケストラ、オーケストラのスコアを一台でまとめる音色にもアレンジの力は必要で、もちろん、譜面としても一台3段のオルガン譜にまとめる技術は必要だと思います。
どんな電子オルガンでも、機能に頼らず、生演奏として伴奏していく姿が新しいのか、古いのか、その判断はまちまち~でも、皆さん、良く考えて見て下さい。エレクトーンの原点、楽器としての3大要素、多彩な音色、三段鍵盤、リアルタイム演奏!
それを満たしながら、他の楽器、歌、等と寄り添っていくことが可能の有能さは、まさしくそこにあると思いませんか?
バッハがオルガンを愛し、ピアノへと時代が移っていったように、現代ではもしかするとピアノから電子鍵盤楽器と移っていく流れがあるのではと私は信じています。
自分が生きているうちは、まだまだ機器としての電子オルガン的な見え方かもしれません。でも、そのうちに、有能な人材、音楽家が電子オルガンにも生まれてくることを信じています。
過渡期に役立つ「初めて出会うコンチェルト」だったりしてー!
ご一緒していただけます皆様、頑張ってまいりましょうね!
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