生徒募集のあり方
世の中がネットの時代となり、個人経営のお店は、特にネットを使った集客に力を注ぐことを活発に行っています。
私は2000年あたりから、jetのECフォーラムがきっかけで、パソコンと音楽教室、指導と音楽活動をテーマに、何かしら取り組んできて、比較的早い時期にホームページで生徒募集していました。
ちょうど転勤で東京に戻ってきた2005年から2007年あたりは、その効果が大変プラスに現れて、大人の生徒さんが集まってきたころでした。
ネットでの募集は、生よりもたやすい反面、難しい側面もあり、特に「教える」仕事は人が相手ですので、教わる側も教える側も、本質的なところを求めているにかかわらず、ホームページからの見た目が様々な価値判断の基準になって、その部分を本当のお互いへとつなぐ努力が、大切だと思います。
また、ネットを情報源とする現代社会、問い合わせや体験などいただくのですが、その行為自体になれていらっしゃる方もいることに気が付いてきました。
つまりは・・・よく同業者で話の出る、体験レッスンあらし。最近は、お問い合わせあらしとは言いませんが、メールのやり取りでかなりいろんなことを聞き出して、レッスンには来ない・・・といった、警戒心が訓練されるお問い合わせのパターン。(笑)
歳を重ねて指導を行っていると、生徒さんが増えるのは凄く嬉しいのですが、お母様が習いたいのではなくて、お子様にとって(うちの子にとって)果たしてこの先生のレッスンでいいかな?と思ってほしいところなのです。
よって、たぶん、ベテランの先生方がお感じになっていらっしゃること、良い指導とは何か?そして、地域の中における音楽教室のあり方なんぞを考えたら、足元をしっかりしなくてはと思うものなのです。
誰かのまねして、ブログをせっせと書いても、同業者だけが見ているところで盛り上がっても、生徒さんとなる人は存在しません。広いお付き合いや、日ごろの生活が物を言いますよね。
そして、ご家庭の状況にも生徒募集の姿は関わりがあり、お子様のいらっしゃる先生であれば、お子様繋がりが教室の繁栄にもかかわってまいりますし、お子様のいらっしゃらない先生でしたら、かなりイベントなど活動に伸びしろを期待しながら活動もできるのではと思います。
以前、結構な活動家の男性から、子供がいるとかいないとか、そんなことをいって、音楽指導者を区分けするなみたいな発言を受け注意を受けました(^^ゞ、決して差別したりなんかしていませんのよ~ご家庭をお持ちの方は、ご家庭を職場とする教室ですと、なんといっても家族の(子供を含む)協力なしにできないこの業種なのですから。
そこに配慮を持つことを心得て、活動してこそだと思うということ。たぶん、みーんな、思っています。
そう、思っていないのは・・・・・
だから、突っ走ってはならないのですよ。と、私もいつも気にしながら・・・・・
今いる生徒さんたちをいた番大事にして、これからもがんばっていこうと思います。