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2016年4月 6日 (水)

残された父の筆跡

父が亡くなり、いろんなものが出てきて、私の知らなかった父の姿、偉大さにビックリ仰天したり、ひたすら感心したり。

私が小学生の時に仕事の関係で別居することになり、それ以来一緒に暮らしたことが無かったので、本当の父の姿を知らないし、父も私の本当の姿を知らぬ間に、お互いの距離は特別な親子関係だったかと思いますが、お陰さまでお互いにその昔、一緒に暮らしていた幼い頃のままできてしまったのかもしれません。

父は幼いときから苦労し、学業を思う存分出来なかった悔しさがバネになり、確かによく勉強していました。しかし、学歴社会の中でのルールをよく分かっていたようで、あまりその努力を誰かに語ることも無かったわけですが、亡くなって出てくる父の様々なノートや記録には、頭が下がる程で誰も真似できるものではないようなことが多く、まるで書くということで、整理して整えながら思考回路フル回転で、だからこそ90歳まで独り暮らし頑張れたのかもと思います。

まるで、人間コンピューターのように、データが盛りだくさん。

散歩にはまれば、独自案を展開するかのように、自ら地図を書き、細かくそれぞれの道の距離を調べ、歩いたルートを毎日記録、その歩行距離を計算し、合計し、目標をたて、実行率まで計算。

趣味の写真にいたっては、カメラはもちろんのこと、風景に始まって、お花の写真、動物の写真と、大変な枚数が残されて、整理が大変だったと思うのですが、番号が振ってあり、几帳面に記録してありました。

家計簿も、母よりまめだから、どうも経済的な実権は父が握っていたかどうかはわかりませんけれど、これは何かの総会対策?と思えるような表がたくさん残されて、それがまた実に美しく整えられていて、一目瞭然のお金の動き・・・・計画性高い予算案だ笑!

そして、なんといってもぶっ飛んだのが、30年以上も残る父の日記。

人の日記は読んじゃ行けないのになと思いつつ、もう父はいないから、父の残してくれた言葉の数々、これさえあれば寂しくないよの勢いさえ覚えますわ~

家族の記念日とも言える日を探して読んでみると、・・・たとえば私の出産の日や、初めて子供を授かったことを知らされ、おじいちゃんとなる喜びの日や、最愛の妻=私の母の死の後に迎えたお正月の寂しさなど、ちょっとした随筆もあって読みふけってしまうのです。

父のとの関わりは、もしかすると一緒の家で育ってきた子供よりは、ちょっと違う距離感があったかもしれませんが、父の筆跡を見ると、遠く離れた私の知らない土地で頑張る父から届く手紙との関係がいまだにずっと続き、私はどんなに幸せなことだろうかと思いました。

お父さん、どうぞ見守ってくださいね。

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