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2016年4月12日 (火)

ご先祖様ありがとうございました

父の逝去に伴い、無人となった我が家、もう誰も住むことがないから、一人娘の私がすべて決断せねばならず、今問題となっている空き家に、我が家をしてはならない、代々続いた母方、内藤家の氏神様を粗末なことにしては、子孫として罰が当たると、いろいろと考えて叔父や氏子となっている神社に相談し、家や土地を売却し、それに伴い氏神様は、神社に引き取っていただくことになりました。

神様には快く、その旨受け入れていただけますように、そして残された私たちがこれからも、皆元気で仲良く健やかに暮らしていけますようにと、お祭りしていただきました。

といっても、実家から遠く離れた東京、福岡にいる私と、叔父でできることには限りもあり、ばたばたとあわただしく準備、肌寒い曇り空に神官さんの祝詞が厳かに響くと、どこからともなく風が吹き、我が家の木々たちが声を荒げるようにざわざわと音を立てていましたが、言葉が終わる頃には静かになり、細く本当に細やかな、降っているのかいないかわからないような雨粒が落ちていました。

狭いところに、寒々と手洗い石の水鉢にそれが落ちる姿は、我が家の氏神様がこぼされる涙のようでもあり、その風の静まりは、よしよしと無言のうちにご先祖様を伴って、この世の幸とはなにかを教え示すようでもあり、大変敬虔で神々しい思いを実感することができました。

父の死がもたらしたこのような経験は、私には父がくれた贈り物であり、叔父と私と受け継いで行く形が、これまでの姿とは変わっても、心の中にある先祖への思いや、命を連ねて今ここに存在できている感謝を感じずに入られませんでした。

叔父とゆっくり話をしながら、父が亡くなって、これからは、私が叔父と話す番であること、この前の葬儀で集まってくれた親戚とのつながり、命、血のつながりなんてことをこれまであまり深く考えたことはなかったのですが、楽しく語らう姿に、父が亡くなっても何かしらそばにいてくれる親族のありがたみを感じ、これもまた父からの贈り物ではないかと思いました。

午後には、昔からのご近所の方が父の弔問にいらしてくださり、父が乗っていた電動式自転車を引き取ってくださいました。父の形見のように使ってくださるとのこと、どんなに父が喜ぶことでしょう。

その後、いぢはんお世話になった従姉妹がきてくれて、以前から引き取ってもらう予定だったものをいろいろと持っていってくれて、かなりのすっきりした部屋に。そしてほとんどすべての片づけをそれて同時に終えることができました。

今日一日、いろいろなことがあり、一人っ子としての仕事、ひとつの区切りを終えた気持ちです。

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