ひかり
作曲をしても、その作品を発表しなければ、ただのオタク・・・
作っているときには、楽しくって、もちろんそれなりに生みの苦しみはありますけど、ああだこうだと頭ひねるのが楽しいわけで、そういう意味では、編曲が一番生みの苦しみ高い作業なのではと思います。
だって、作曲はいいもの作ろうとは思っていても、自分のいいものはいいに決まっているわけで、評価する誰かのことなんか考えてられない~編曲ものは、特にソロではなくてアンサンブルとなると、たとえ伴奏であっても奏でて下さる第三者の姿を意識しないわけにはいかないものです。ワタクシはね・・・・(*^_^*)
東京では、芸術センターのサロンで時々歌ってくださることもあるのですが、やっと、九州でこの曲をきちんと伝えられる機会がやってきそうです。
10年ぐらい前に、ラジオの仕事がご縁で、河津実幸(かわづまみ)さんと知り合い、彼女の歌詞に曲を付けました。彼女は筋ジストロフィーという難病ですが、明るくたくましく生きる素敵な女性で、一度だけお会いしたことがあります。
毎年、実幸画伯のイラストカレンダーが暮れに届き、私は仕事机の横に置いて使って、見るたびに彼女のことを思いだし、不自由な中に挑戦する強い気持ちを見習って励まされながら筆を執ることもあります。
その美幸ちゃんは、2年ぐらい前かな?ご結婚され刃根美幸さんになられました。
きっと、そのうちかわいいベビーが生まれ、美幸ちゃんはママになって、・・・・この「ひかり」で、お母さんの気持ちをわが子に素直に伝えることもいつかあるかなと。
自分で言うのもなんですが、プッチーニ負けないぐらいのオイオイ・・・爆笑(*^_^*)ドラマを感じる仕立てにしつつ、きらきらと降り注ぐ朝の光、さんさんと強く照りつける夏の太陽、雲の奥からもじりじりとほのかに輝く太陽、冬の日の陽だまり、~そんな情景のなかで、ご両親のまばゆい愛の光を受けて育った強い信念を持つ彼女の決然とした姿を曲にしています。
こちらも、今度のサロンでオペラの松さんに歌ってもらうことになってます。
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