障がい者の家族のメンタルケア
多くの障がいをお持ちの方々のご家族、様々な障がいの程度があるとはいっても、やはり家族への愛情と、また時にはその運命を共にしていることが重くのしかかって、苦しくなることもあるでしょう。
いつもそばにいる家族だからこそ、唯一の救い、癒しであり、希望でもあるということがわかっていても、強く運命をはねのけるほどの明るさとたくましさを持つことができるのは、信じる力ではないかと思います。
人間、そうそう聖人にもなれず・・・
残念な思いも、人のうち・・・・
おおらかに心得ていたいところですが、世の中はそんなに甘くない。
音楽で癒される~そう思っていただけるならば、せめてそれだけでも幸せ届けてあげられると思って、奏でること、音楽作ること、音楽教えること、そんな仕事を選んだわけではなかったけれど、足の悪い母が私の弾くエレクトーンを大変な楽しみにしていたことを思い出しました。
もしかすると・・・・・
奏でる私を癒してくれていたのは母の方ではないかと最近思います。
人の本性を静かに眺めて逝った母が亡くなって丸7年。そんな母と結婚して生涯を共にした父は89歳。
長い時間の流れがあるからこそ感じる優しさとか、癒しとか・・・・やっとわかるようになってきました。
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