音の問題・・・音とひびきの知識を深めよう!
音楽を仕事にしていると、大なり小なり、営業行為として出している音について、周りに気を使います。
お隣さん、ご近所、家族にだって、いつも決まった時間や、同じような音楽を延々と聞かされると、それなりにストレスが生じるのは同然だと思います。
今借りている仕事場は、もともとピアノOKでセレクトしたため、ご近所さんにも音大生やら、プロの演奏家の方やら・・・完全防音というほどではないにしても、壁が厚いのか、かなりの遮音には効果がありますが、ヨーク耳を澄ませば、あらメンデルスゾーンが・・・あらら、ブラームスが・・・と、いい音楽聞こえてきます。
私がやっているピアノとエレクトーンのアンサンブルも、たぶん結構な音であちこちへ伝わっているのだろうなと思うと、音がOKだから大音量で行くぞ! なーんてことはしませんし、自分の聴覚にもよろしくないですもの~
昨年、たまたま大人のレッスン研究の講座を定例会で実施するにあたり、音響の話をちらちらとお話ししましたら、そこから広がって音楽心理学的な話題へ発展、今年もまたそんなことを聞きたいとのことで・・・・えええっ、私ごときがそんなことをテーマに話せるか?と、焦りながらも、その類の本を買い込んで、時間があると読んでいます。
音楽を仕事にしていると、楽しい!音楽共感を第一に、奏でる喜びで、ついつい環境への配慮を怠りがち。またレッスン自体にも、そのお部屋の音響、楽器の向きとか、お部屋のレイアウトでも、ひびきが違ってくるので、ながーーーーい時間そこで過ごしていると、疲れないようにそれなりに、心して整えなくては、いい音楽できないような気がしています。
因みに、少し前に私は、生のピアノをお部屋から排除、私のところのレッスン室の狭さでは生音の音量は耳につんざくひびきとなってました。それでも慣れで過ごしていたのですが、アンサンブルの時のバランスが悪く、冷静に全体の音楽構成を聴いて作品制作する時、ちょっと困っていたのでした。
かといって電子ピアノでピアノのレッスンを貫くかという問題も、結構なハードル。
でも、生徒さんや環境で、楽しむことを考えると、広いお部屋でグランドのおける場所じゃないのよーって、既に生徒はピアノがこうだから、お部屋がこうだから・・・なーんて生徒は、来てないし・・・・(笑)
私らしい活動に何か大切か!
11月にPTNAで電子ピアノのシンポジウムがあるのだそうです。音楽レッスンをクラシックだけだと考えず、ポピュラーやジャズなどの方向でも対応できる講師を目指すと、はるかに電子ピアノの可能性が見えてくるというものです。
ちょっと話がずれましたー音楽をどう感じるか、その感じ方によって、知恵と工夫で豊かな音楽ライフが広がるというものではないでしょうか!
今日は、福岡jetのイベントのために、「虹の彼方へ」をアレンジ、と言ってもかなりオリジナリティあふれた流れになりそう・・・あまり難しくなくて、聞いている人もそのドラマを感じてもらえるような、そしてアンサンブルの練習をしていても、大音量で耳が痛いなんてことがないように、心に優しいサウンドを目指したいと思います。待っていてねー こ、こ、今月末が締め切りだったよねー(・・;)
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