療育研究会
今日は博多で療育研究会。九州各地の先生方が17名お集まりくださいまして、アドバイザーとしてお迎えしている牧先生と奥様が、年長者の立場でお話し下さるさりげないアドバイスに、みんなはっとさせられながら、和やかで楽しい雰囲気の研究会になりました。
そして、今日のメインは、なんといっても、東京の「音楽仲間はハートフル」のコンサートDVDを見て、感動!
その生徒さんの姿、ご指導される先生の姿、ここまでに至るまでのとてつもない少しずつの歩みが感じられ、私たちの音楽指導の原点についても感じ、先生方からも感動の言葉が飛びかっていました。
DVDを見ながら、気付いたこと、疑問点など、ひとつの話題からあちこちへと話が広がっていきました。
実際に障がいのある生徒さんを指導されている堀田先生が、その生徒さんにあった指導法、教材を見つけ出すことが大切であること、ご自身の作られた教材をどのように使って、どんな目標で展開していらっしゃるかなど、生の療育レッスンのお話も聞くことができました。そこには、音楽をどうとらえていくか、もっと言うならば、芸術の自己表現の原点を教えるエキスが詰まっていて、素晴らしいものでした。
最初は手探りで・・・とおっしゃるそのつづられた指導履歴と経験は、珠玉の研修のようなもので、惜しみなく提供して下さることに感謝しつつ、その生徒対応に、それぞれが日ごろのレッスンを振り返りと、障がいのある生徒指導は、本当に原点を見つめることになります。
牧先生からは、生徒さんを取り巻く環境、ご家族対応も含め、この療育研究会で私たち指導者自身が一人で悩まぬように、情報交換、交流を含め励ましあって精神を高めていかねばと、研究会のこれからの進むべき方向のようなお話も出て、とても勇気づけられました。
次回は、11月小倉で予定しています。九州の中とはいえ、なかなか遠方までささっと出向くことが可能な距離ではないわけですが、終わって会食の時に初対面の先生方といつの間にかお話が爆裂トークで盛り上がって楽しい研究会の第二部終了!(*^_^*)
気が付いたら、この療育研究会をスタートして1年が経っています。心の灯、少しずつ広がる輪を感じています。
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