呼吸拍子と楽譜表記
楽譜にかかれている拍子記号は、音を継続表記するための目安であり、表現演奏においてその拍子記号が返って損なう元になることがあります。
速いテンポの曲ですと、一小節をひとつに感じるノリがあり、その感じる1つを一拍としてとらえると四小節つまりは四拍のような大きなフレーズが曲構成のノリの要としてモチーフの役割になり、伴奏者はそれを心得て支えてやることで、弾きやすく伝わりやすい音楽になるのです。
見かけだけの楽譜、拍子記号にとらわれないように。
楽譜はあくまでも時間の経過を記録に残しているものであり、楽譜に書かれていない音楽を感じて伝えなくてはいけません。
そんなことを絶えず考えてアレンジしている毎日です。
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